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太田垣康男先生の株式会社スタジオ・トアの成功を祈願しつつ、MOONLIGHT MILEの再開を待ち続けます。多分もうすぐだよ!

MOONLIGHT MILE』『機動戦士ガンダム サンダーボルト』でおなじみ太田垣康男先生が少し前にスタジオの正社員を募集していました。普通の漫画家さんなら漫画家志望のアシスタントを雇って才能があれば一人立ちできるし、出来なきゃ漫画家を諦めるというのが通常です。が、太田垣先生が業界に小さな穴を開けようとしてますわ。まあ、今回はそんな話です。
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先生からの熱いメッセージはこちら。togetter.com

これからは漫画もアニメの制作会社のようなシステム化を図るべき、と思い会社設立しました。

クオリティの高い作品を安定供給するにはスタジオ機能の充実が不可欠であり、それを旧来型のアシスタント制度ではもはや支えてはいけません。練度の低いアシスタントを活用する事に漫画家は苦慮し、結果、エッセイ漫画や身近な街景トレスの現代劇ばかりの作品が増え、漫画本来の自由さが失われガチです

スタジオ・トアの最初の目標は、私が持つ漫画制作の様々なスキルを細分化し、一つの分野に限り私と同等かそれ以上のスキルを各人に持ってもらう事です。人物作画、メカ作画、背景作画、エフェクト等々、細分化した分野だけに特化してプロレベルまで上達するのに最低でも3年はかかるでしょう。

漫画のクオリティは大友克洋さん登場を機に飛躍的に進化し、もはや素人が独力で追い付ける生易しいモノでは無くなりました。

このシステム化については手塚先生から専業アシスタント制度が導入され、安定した連載を持っている大御所たちは概ねこのシステムをとっている。「こち亀」の「アトリエびーだま」とか「ゴルゴ13」の「さいとう・プロダクション」がそれになる。で、法人化しているところも結構ある。当然の流れだけど。

今回の太田垣先生のそこにもう1歩踏み込んだ挑戦をしている。今回募集したのは社員であって専業アシではないというの大きい。しかも漫画家志望はお断りとまで言い切っている。これは本当に凄くて、成功すれば漫画業界のすそ野を今以上に大きく広げることができると思う。

軌道に乗るまでは太田垣プロの域を出ないとは思うけど、余裕が出てくれば他のスタッフが原作の漫画やプロ作家と組んでいくらでも高品質な漫画を安定して制作しつづけられる。で、こういうスタジオ化が進めば、これまでは漫画家を諦めたらただのフリーター扱いだったのが即戦力として重宝されるという逆転現象も出てくるというセーフティーネットにもなるんじゃないの。

このやり方が主流になるとそれはそれで問題が出てくると思うけど、今はすごくアリなシステムだと思う。一人の漫画家先生だと描ける量に限界があるけど、複数人で処理できるとなるとスピードは数倍だものね!先生たちの頭のなかにあるアイデアをもっと見たい!もっと読みたいです、先生!!これが当たり前になると複数連載が普通の世界がやってくるんだぜ!さらにプロ漫画家がスタジオに外注して漫画を描くとかも出来るんだぜ。ひゃはーー。

そんな感じで成功をお祈りしている訳ですが、無事に採用もできたようなので上手く行けばこの夏とか冬とかぐらいには太田垣先生のMOONLIGHT MILEが再び読めるようになるといいなー。

サンダーボルトが始まった経緯はこちらにあります。konomanga.jp

2011年から休載しているから早4年か。待たせすぎやろ!
とはいえサンダーボルトもクソ面白いので文句は言えないわけやけど。

おしまい。

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