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第67回ちばてつや賞一般部門の大賞を52歳の新人がゲットンとん!!ミヤマサンゴ氏の「黄金鳥」は今週のモーニングに掲載!

52歳にして2015年前期・第67回ちばてつや賞一般部門の大賞を受賞という怪物・ミヤマサンゴ氏の「黄金鳥」が今週のモーニングに登場!性別は不明ながらも52歳といえば人生の後半戦に差し掛かり、普通なら漫画を描こうという発想すら出ない年齢なわけで、スゴい新人が出てきましたな。こういう人材がいるなら漫画大国・日本の地位は当分揺るがないわ。そしてミヤマ氏のプロフィール詳細はそのうちナタリーあたりが取材してくれるのを期待しておきましょう。
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モーニング誌面では編集長が「自分が何に飢えていたのか気づいた。今の漫画に圧倒的に足りないものがここにある!」「もし大賞を獲らなくても掲載する」と激プッシュしている本作。83Pの大作なため掲載は3週に跨いで連載される模様。どちらかというとボリュームといい内容といいアフタヌーン案件な気はするけど、ミヤマ氏はきっとモーニングが好きなんでしょうね!
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画は「蒼天航路」の王欣太の初期に近い印象。ストーリーは諸星大二郎からムーを引いたようなテイスト。まさにモーニング好みの一作で見事大賞ゲットおめでとうございます!でも画が上手いのでデザイナーとか本職系の方の匂いがしておりますね。
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1話目を読んだ印象はベテラン作家が描く原住民英雄譚。新人とは思えない熟れた展開なもののストーリーとしての引きは弱い。まあこれは1話分を無理に3分割してるからしょうがないんでしょうけども。話は若者が性に目覚めて女に振り向いてもらいたいがために英雄を目指す、みたいな。早い段階から死体・女性の裸・放尿、性の目覚め、精通、投石など映画のアポカリプトを期待しちゃうけど紙面上ではCOOLにさらっと描かれる。このあたりは年の功なのかありのままの人間の姿を描くという意志なのか。

話題性は十分だし2話目・3話目を読まないとなんとも言えないけど、若者にはない達観した視点から描かれるストーリーは一読の価値ありありです。こう新人なのに熟した柿のような味わいというのか、雰囲気だけなら星野之宣に近いのかも。あ、そうだよ!星野先生の影響も絶対あるわー。

morning.moae.jp
※『黄金鳥』は6/25(木)Web公開予定

おしまい。

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