増刊モーニングで6年かけて無事に連載され先日ついに最終巻の8巻が発売されました!
おめでとう堀尾先生!よっ!
刻刻をまだ読んでない人は本当に今すぐ大人買いするといいよ。
テラフォーマーズだの東京喰種だの買う金があるならこっち買えよな!
この漫画には2点の大きな問題があって、
1つ目は、連載が「増刊モーニング」というとてつもなく知名度の低い媒体だったこと。
だってまあまあ漫画好きを自称してる俺だってこの雑誌はチェックしねーよ。
で、2つ目が表紙がダサいってこと。これな。
今の若い子の感性だと違うかもだけど、俺が若い頃にこれによく似た表紙のクソ漫画があってだな。一生懸命に誰の漫画やったか思い出そうとしてんだけど思い出せなくてくやしくて、確か韓国人か中国人が描いてたと思うんだけど、まあそのクソ漫画の表紙にすごく似ている。いやこれは俺だけかもしれんがな。でも本屋にこの表紙があっても買おうとは思わんだろ。まあ、デザイン費ケチったんだろうけどな。
まあ、そんな2つの欠点があるわけですけど、本編に関しては何ひとつ文句がない。
まず、ストーリーはこんな感じ。
佑河樹里は失業中の28歳。家では父・貴文と兄・翼、じいさん三代のダメ男がヒマを持て余している。ある日、甥・真が翼とともに誘拐される。身の代金を渡す期限に間に合わなくなった時、じいさんは佑河家に代々伝わるという「止界術」を使い、世界を“止めた”。 だがあり得ないことに、救出に向かった先で樹里たちは自分たちの以外の“動く”人間に襲撃される。そしてパニックの中、異形の存在「管理人」が現れ、襲撃者の一人の頭を捻り潰した。
謎の宗教団体・真純実愛会にさらわれた家族を救うため、樹里たちは祖父がひた隠しにしてきた術を使い森羅万象が止まった世界「止界」に飛び込む。 だが、誘拐犯たちのアジトに乗り込んだ樹里たちは、自分たちと同じく、止界の中で動ける者たちに遭遇する。 異形のモノが跋扈する世界を抜けて、元の日常に戻れるのか?
どう?よくわかんないでしょ??
そうなんだよ、でも漫画で読むとすげーんだよ。
この漫画は始まりと終わりを決めた上で連載したはずで、そういう意味では「寄生獣」以来の衝撃度があるのは間違いない。
一度読みだすと、怒涛のごとく流れる話についていくので精一杯!
登場人物の設定がしっかりしてるからポリシーがズレなくてすごい気持ちいい。
特に敵のボスキャラである教祖の佐河がクソかっこいい。
ビジュアルイメージも含めて斬新な漫画なので画像は載せませんよ!
何かオススメの面白い漫画ないかなーと思ってるなら買っちゃいな!
完結した今がチャンスだよ。
おしまい。

- 作者: 堀尾省太
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/10/23
- メディア: コミック
- この商品を含むブログを見る