各所でまったく話題にならない松本次郎先生の「女子攻兵」。こちらその筋が好きな方なら垂涎モノの漫画ですが話題性に欠けるというか普通はちょっと紹介しづらいフェチズム満載なのでじゃあ俺がってなもんで書いてみようかなと。今のところ6巻まで出ててなんと次巻で完結という噂でございます。いやはや。でもまとめ買いには良いタイミングなんじゃない?な?
『フリージア』の松本次郎最新作! 次元世紀2011、新東京都市。そこでは異常な兵器を使った異常な戦争が行われていた。兵器の名は“女子攻兵”。女子高生型巨大ロボである。女子攻兵の登場は、今までの戦争の形を変えてしまった! 主人公・タキガワ中尉率いる第13独立女子攻兵猟隊、通称“ハイエナ部隊”は制御不能となった女子攻兵を始末する殺し屋部隊。今回もいつもと変わらない簡単な任務のはずだった……しかし、彼らの前に現れたターゲットは想像を超える最悪の化け物だった!
ビジュアル重視なのでこの3枚の画像にピクンとしたら購入ね。来なきゃ一生読まなくて良い類の漫画よこれ。巨大ロボがなぜか女子高生型!そしてロボット(内臓もある)のくせに生理やうんちもしちゃうという倒錯ぶり。
兵士は頭のコックピットに搭乗するんだけど、ロボになると精神が汚染されて女子高生化してしまう。ビジュアルは女子高生なのに頭に中に入ってるのはおっさんというね。これも一種のTS案件(transsexual/性転換)ということでいいんですかね。
戦闘シーンはなかなかに熱いものがあってスゴい素敵でござる。基本的には女子高生×戦争というフェチの王道を行ってるんだけど中身がおっさんという大きな針がノドに刺さってて素直に飲み込ませてくれないという意地悪な漫画でもある。
で、こういうメンテシーンなんかも熱い。次郎先生はわかってるわー。わかってるけどワザと意地悪してるんだぜきっと。ひねくれてるわー。
元々が読者に媚びるタイプの作家さんではない上に、自分を開放してやりたい放題やってる感じが素敵な漫画なのでピクンと来た人は買ったら良いよ。無理な人はムリだろな―。しかし掲載してるのがバンチじゃなきゃもっと話題になったろうに。いや、バンチも良い雑誌なんだけどな!www.comicbunch.com
おしまい。

- 作者: 松本次郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2011/11/09
- メディア: コミック
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- 作者: 松本次郎
- 出版社/メーカー: 小学館
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