祝!都留泰作先生の『ムシヌユン』第二巻発売!虫は少ないけどその分リビドーが漲っていたので面白かったです!!!
都留泰作先生の『ムシヌユン』第二巻が本日発売でございまーす。めでたし。加筆修正100Pという完璧主義ぶりをまき散らしておられますね。
で、こちらからは二巻の冒頭を試し読みできまっす。comic-soon.shogakukan.co.jp
でもこの試し読みで一体この漫画の何が伝わるというのだろう。なんせパンツ一丁のクズがぐだぐだしているだけなのだから。
ストーリーとしてはまだ序盤なため謎の虫(宇宙生物?)の登場率は非常に低いのがフラストレーションが溜まるところ。もっとさー、虫をさガッツリ見たいやん。そんでさー、せっかくちんこが虫化したんだからもっと見せてくれよ!!
でも都留先生の画は素晴らしくてこんなシーンとか、他にもあんなシーンとか最後にはアレがあーなって「ちょんっ」みたいな流れで次巻へ続くわけです。ばっかばかしいんだけど涙なしに読めなかったり人間臭くって良いよー。主人公の生きる動機が「犯りたい」という本能そのままのド直球なあたりも良いよねー。でも虫はほぼ出てこないので次巻以降にはいっぱい出して頂きたい所存であります。
- 作者: 都留泰作
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2015/04/30
- メディア: コミック
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で、ついでの話なんだけど虫の漫画だと小川幸辰先生の「エンブリヲ」が個人的には一番好き。というより他に虫漫画なんかあるんかっていうレベルやけど。この「エンブリヲ」はアフタヌーン掲載で講談社から刊行されてたけど増販されず、最近になって何故かエンターブレインが新板で発売していたので目にした方も多いんじゃないすかね。『虫に刺されたと思っていたら身体に卵を産み付けられていたぜ&虫の胎児が母体に害する人間を殺しちゃうぞ』というドえらい話なのでそういうのが好きな方はご一緒にどうぞどうぞ。そして小川幸辰先生は今やエロ漫画方面に行ってしまわれたわけですが、どうかもう一度青年誌に還ってきて頂きたいと切に願います。だって誌面から負の匂いが立つ漫画ってあまりないんですもん。
- 作者: 小川幸辰
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2008/01/30
- メディア: コミック
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おしまい。