1万冊のマンガを読んだ俺(盛りすぎ)が選ぶ2017年ベスト漫画30作品!

この記事を書いている途中に、そういえば「このマンガがすごい!2018」のランキングって今年はどうなんだろうと見てしまった。
でもご安心を。あまりかぶっておりません。
それは自分の感覚が世俗から浮いてしまっているからだろうし、老化によるモウロクした脳ミソではほんわかした作品を読む気力と糖分が足りないに違いない。
そもそも、すでに2018年に入って3週間目で出遅れも甚だしいし、今さらベストなんてやんなよ時期遅れだろって話です。
でも空気なんて読まないし、スマホでポチポチ面白かった作品をまとめてたらすげえ時間経ってしまったから仕方ない。
今年はこんな感じの作品を楽しんでいましたよ。
10位以降は酔っ払って適当にランク付けしたからほぼ横一列みたいに考えてもらえれば、です。
(※30位以外。30位だけは30位)

第1位 青野くんに触りたいから死にたい

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今年一番といえば迷わずこれでしょう。
初めて出来た彼氏が死んじゃって幽霊になる話で、ラブコメかと思いきや後ろから刺されるような怖さがいきなりやってくる。
霊を舐めてんじゃねえですよって作者の声が耳元でガンガンする。こえええ。
買って損なしの一冊。いや、2巻まで出てるから損のない2冊だよこいつあ。

第2位 ムシヌユン

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狂気とカオスの漫画、それがムシヌユン。
虫とセックスすると、虫が爆死します。射精の勢いで。いまマジで。
そんなムシヌユンもいよいよ物語は終盤へ。
今年は非常に読み甲斐があったですね☆

ムシヌユン 1 (ビッグコミックス)

ムシヌユン 1 (ビッグコミックス)

第3位 BEASTAES

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うさぎが正常位でセックスする漫画だから読めと言われて読んだ漫画。
正直なところ2巻ぐらいまでの演劇が続くシーンはつまらない。
だがしかしだね。うさぎが鹿と正常位でセックスするあたりからグッと面白くなる。我慢だよ諸君。
しかしこんな作品がなぜチャンピオンから出たのか不思議だったが板垣恵介先生の娘と聞いて納得。

第4位 舞妓さんちのまかないさん

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細やかで繊細なタッチの画と優しいストーリーが身に染みる。
舞妓さんの家の食事担当のお話という地味さが良い。心地よい。
舞妓の裏話も面白いが、舞妓になれなかった主人公が淡々と食事を作るのがしみじみ良い。
キヨちゃん!超がんばって!!となる。いや、特に何も起こらないんだけでも。

第5位 パラレルパラダイス

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正直なところこんなエロ漫画を5位にするなんて恥ずかしい。
そしてこんなエロ漫画を掲載してるヤングマガジンもほんと恥ずかしい雑誌だよ。
なんせ触るだけで女子が発情してやりまくりの世界だぜ?
でも心を素直にすると、すごく面白い。見境なくセックスしまくるだけなのに面白い。
こんなクズい漫画は思いついても描けないよ。しかも岡本倫先生はもうベテランだぜ?クレイジー!(褒め言葉)

第6位 BLUE GIANT SUPREME

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衝撃の結末となった国内編を完結させて、いよいよ海外武者修行の旅に出た大。
相変わらずの芯の強さで、ドイツ人をサックスでメッタ斬り。
安定の面白さはもちろんだが、さらにクセが強いメンバーを集めてバンドを組んで、ここからですよ。本当にずっと面白いすごい漫画だよ。

第7位 進撃の巨人

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22巻で一旦すべての謎が明かされた訳ですが。が。
途中までしか読んでない人も多いんじゃないすか?
今ですよ、一気に読むべきタイミングは!!今年の展開は熱かったねえ。

進撃の巨人(24) (講談社コミックス)

進撃の巨人(24) (講談社コミックス)

第8位 社畜! 修羅コーサク

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東京から墓多〈ハカタ〉に左遷〈トバ〉されたサラリーマンが主人公。
初めて読んだ時の衝撃がすさまじかった。
個人的にはバランス釜の使い方をファク山さんに教えてもらうところで心を掴まれた。
そもそもバランス釜ってなんやねん、ですよ。
少し前に話題になった「坂本ですが?」の上位互換と言っていい。
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yanmaga.jp


第9位 マイホームヒーロー

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主人公が娘の彼氏を殺した挙句に、完全犯罪をするために死体を風呂場で煮込んで溶かしてしまうとかやりすぎ。
「僕達がやりました」で同情できる犯罪者なら主人公にできるってことを学んだヤンマガのぶっこみ作品ですね。
初めにハードルを上げてモラルを振り切ってしまえば、後は好き放題しても苦情来ないと踏んだんだろ。
主人公がずっとピンチですごく可哀想な作品。

マイホームヒーロー(1) (ヤングマガジンコミックス)

マイホームヒーロー(1) (ヤングマガジンコミックス)

第10位 ロッタレイン

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なんせ主人公が終始こんな顔をしている。ずっとテンパりすぎ。
30過ぎの男と、実父の再婚相手の連れ子13歳との禁断の恋。
血は繋がっていないとは言え義兄妹の恋物語であり、13歳相手のロリコン漫画である。
とにかく主人公のメンタルが不安定で読んでいるこちらも不安になる。
しかもロリの近親相姦(やってないけど)てアウトもいいとこの大アウトである。

第11位 先生の白い嘘

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少し前に話題になったこの漫画も無事完結!
最後まできっちりまとめて面白かったね。
しかしレイプしてセフレにするってどんなスキルやねん、って話ですよ。

第12位 ゴールデンカムイ

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凄かったよね、姉畑支遁の変態っぷりが。
この作品もテンションがまったく落ちない。
そしてストーリーはザクザク進むから楽しく読んでました。

第13位 発症区

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打ち切りになってしまってすごく悲しい一作。
バイオレンス度とエグみが強いけど、実はしっかり芯の入った超能力バトル漫画。
若干だけど画が下手なのが人気が出なかった要因か。悲しい。

発症区(3) (アフタヌーンコミックス)

発症区(3) (アフタヌーンコミックス)

第14位 おやすみカラスまた来てね。

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いくえみ綾先生はいいよね。すごくいい。
どれもいいんだけど、今作もいつものノリですごくいいんです。
なんだろうね、変わらぬ作風なのに毎回おもしろいのは。

第15位 昭和天皇物語

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昭和天皇を題材にするってそれだけで凄い。
まあ能條先生だからできるんだろうが。
まだ始まったばかりで幼少期の話だが、圧がすごい。
これで開戦間際や戦時中の話になるとどうなるんだろうかと期待しかしていない。

第16位 キングダム

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40巻を超えて秦軍がようやく中華統一戦争をスタート。
むしろここからが本番でしかなく、今までの国内戦争なんて序章ですよね、40巻あるけど。
こっからは原先生の寿命が尽きるのが先か完結するのが先かという長期戦の予感です。
登場人物が増えて物語のスケールが拡大するにつれて主人公の登場率が下がるわけですが、トータルで面白ければなんでも良い。
ある意味で現代の横山光輝先生と仰ぎながら今後に期待です。でも画力なら圧倒的に原先生の勝ちですね!

第17位 DAYS

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全国制覇を目標に熱い展開が続くサッカー漫画。
細い線とは裏腹に、つくしちゃんの成長がチームを勝利させる努力熱血型スポ根なのも良い。
今の梁山戦はボコボコにされてからの怪物水樹がヤバい。熱いよ!

第18位 カラダ探し

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ようやく身体のパーツを全部揃えたぜと思ったら2周めに突入して膝を付いた諸兄も多いんじゃないでしょうか。
物語はようやく2週目が完結し、謎が若干明らかになったようななってないような。
ホラー系スプラッタ謎解き系の良作。
ただ2週目のカラダを探されているお前はいったい誰やねん、である。そこはストーリーに絡めて欲しかったよね。
というところで今年からは3週目の「解」編へ突入です。

カラダ探し 16 (ジャンプコミックスDIGITAL)

カラダ探し 16 (ジャンプコミックスDIGITAL)

第19位 ROUTE END

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死体清掃業×バラバラ殺人犯の漫画。
人の裏の面に焦点を当てた不穏な空気感が漂ういい漫画。
死体掃除をする前に現場でセックスするカップルの従業員がいい味を出している。
しかし犯人もノリノリで連続で殺し過ぎだろうと思ったりもするけど、現実に3ヶ月で9人殺すような犯罪者が出るわけで現実は漫画よりも奇なりってやつですね。

ROUTE END 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

ROUTE END 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

第20位 ダーリンは71歳

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西原理恵子先生は高須先生という最強のパートナーとネタ元を手に入れてすげーな、という漫画。
高須先生の私生活を暴露しまくりエンターテイメントに仕上げる豪腕。
そしてTwitterで暴走する高須先生のストッパーとなる西原先生。素敵ですよね。

第21位 ゴールデンゴールド

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本当はもっと上位でいいんだけど、ここからもっと面白くなる気しかしないのでこの順位。
おばあちゃんとか福の神の信者が皆おなじ顔になってきて盛り上がってまいりましたよ!
物語がどこに転がっていくのか楽しみですが、冒頭で出てきた過去の侍のシーンからして、現代でも血塗れ事件が起こるんでしょうな!

第22位 魔法少女・オブ・ジ・エンド魔法少女サイト

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絶対に出落ちだろうと思っていた「魔法少女・オブ・ジ・エンド」が大円満完結。
かなりの無理目なストーリーながらも勢いで突破したのは凄い。
スプラッタ要素があるので無理なひともいるだろうが、勢いで読んでしまえる疾走感がある。
ついでも「魔法少女サイト」も面白いから読めばいい。
最近の少年チャンピオンはなかなか面白い。

第23位 宇宙兄弟

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丁寧に堅実に少しずつ進めてきたストーリーも、ようやくムッタが月面に到着し胸熱よ。
映画化され知名度が上がっても漫画の進行速度は変わらない。
いつかムッタが火星に行くのはいつになるやらだけど、その時をすごく楽しみにしている。

宇宙兄弟(32) (モーニングKC) (モーニング KC)

宇宙兄弟(32) (モーニングKC) (モーニング KC)

第24位 グレイプニル

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着ぐるみに変身できるようになった少年と、その着ぐるみの中に入って敵と戦う少女のお話。
男性の中に女性が入るという非常に性的なモチーフがそそる。
ポップな絵柄と裏腹に、殺し合いが血なまぐさいという点も高評価。
あと妙にお色気シーンがいい感じ。

第25位 モンキーピーク

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会社のレクレーション登山に参加したらナタを持った猿に襲われて大変な目に遭うお話。
すぐに下山したらええやん、と思うけど色々あってどんどん大変な方に転がっていく。
あと猿だけじゃなく社内の人間関係のもつれも絡まって地獄の登山と化してゆく。
山で化物に襲われる話は多いが、襲われる側が集団になるとさらに面白い。
疑心暗鬼になったり責任転嫁したらい思考停止したり、といった人間模様をしっかりと描いているぞ。

モンキーピーク 4

モンキーピーク 4

第26位 バンデット

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物凄くアクの強い画の漫画。
鎌倉幕府との倒幕戦というあまり描かれていない歴史にスポットした作品。
主人公の石がどこまで成り上がれるのかに期待大。

バンデット(5) (モーニング KC)

バンデット(5) (モーニング KC)

第27位 鬼滅の刃

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今年も炭治郎はしっかり成長しましたね!
大正時代の空気感の中で人外の鬼と剣で戦う異風血風録。
登場人物のキャラ立ちがよく、覚えやすくて大好き。

第28位 ORIGIN

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少年ジャンプで「Dr Stone」を連載しながらヤンマガでこっちも頑張るBoichi先生素敵。
サンケンロック時代のような無茶苦茶なストーリー展開は鳴りを潜め、王道の展開で大正解。
バッテリーが切れそうとか、武器がない、といった限定されたシュチュエーションでのバトルが面白い。
やっぱり頭使って勝つのすごく面白いよね。

ORIGIN(4) (ヤングマガジンコミックス)

ORIGIN(4) (ヤングマガジンコミックス)

第29位 その「おこだわり」、俺にもくれよ!!

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最近、一気に知名度を上げた感がある清野とおる先生。
クセのある絵も慣れれば中毒性のある愉快な絵柄にしか見えなくなる不思議。
高水準で安定して面白いネタを持ってくるすごい人。

第30位 おはようサバイブ

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少年マガジンで連載された怪作にして迷作。2017年にこの作品があったことを忘れてはいけない作品。
絶滅しかけの日本でのサバイバル作品になるのかと思いきや!
未感染者の争奪戦と子種の奪い合いが錯綜し、なぜか高須先生にそっくりなキャラも登場してめちゃくちゃになり打ち切りへ。
マガジン特有の早い展開にしようとしたせいか、軸がブレにブレた怪作になってしまったが、作者がやけくそにさえならなければと思える作品。
ぜひ次作は丁寧に漫画を書ける環境で連載していただきたく。
作者は前原タケル先生です。覚えましたか?前原タケル先生ですよ!
[asin:B076124WTY:detail]
www.shonenmagazine.com


という感じのBest30でございました。
何か昔は俺の面白いと思った漫画は絶対外さないぜとか思っていたけど、人の好みは色々あるなあとしみじみ思います。
ただやっぱり人の選んだベスト○○ってのは面白いよね、程度の参考にしてもらえたら嬉しいなあ。

おしまい。

おいおいおいおい、いつの間にか小川幸辰先生の新作「みくまりの谷深(やみ)」が出てるやん。ほぼ20年振りの新作やで。

久しぶりに本屋で声が出たわ。あの小川幸辰先生が新作を出している。しかも完全描き下ろしで!描き下ろしやで!いきなり書店に並べるとはエンターブレインさんもやりますなあ。
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何と言っても小川幸辰名義では1998年の「孤島館殺人事件」以来の出版になるので約20年振り。別名義の「おがわ 甘藍」ではたまに描いてたのは知ってるけどあっちはねえ、ねえ?
若い読者に説明すると小川先生は1996年頃に「エンブリヲ」という虫と美少女が戯れるトラウマになる人続出の超名作を描いたんだけど、その後はエロ漫画家になってしまった方なわけです。

で、新刊コーナーにコレが並んでいて同姓同名の作家さんかと疑いながら買ったんだけど、いざ読み出しても疑いが晴れない。あれ?小川先生の描く女子ってこんなだっけ???
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ちょい待って。主人公が出てきただけで頭がくらくらする。これはいつの時代の少女漫画なんだよ。背景とのギャップがありすぎやろ。そもそも縦ぶち抜きで主役が登場ってコマ割りが少女漫画感すげえ。あとこんなカットもあって電車で吹き出した。
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いや、わかる。美しい風景に感動した女子のシーンや。わかる。でも浮いてへん?神社とか風景とかの描き方と女子の描き方のギャップがすげえ。

あと例えばこんな自然の景色のシーンは画力が半端じゃないのがわかる。上手い。すごい。ただ、女子は少女漫画的に可愛く、そしてその他登場人物は諸星大二郎先生チックな脱力っぷり。力の入れ具合が露骨に差別しているのがすげえ。
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沼の画とか風景がすごくキレイ。なのに美少女が登場するとギャップで脳内処理が追いつかない。

ストーリーは住宅開発で住処を失いつつある謎の生き物との衝突、みたいな?
突っ込みどころは満載で、いやいやいやそれはないというシーンが山ほど出て来る。無理があるよその設定は、と何度も思った。でも不思議なものでそう思いながらもザクザク読み切ってしまう。たとえ美少女に違和感を感じてしまっても続きが気になる。さすがは小川先生。腐っても鯛!(超失礼)

この漫画は「エンブリヲ」の精神的な続編として描かれたってナタリーに書いてた。まあそう言われたらテーマは似てるような気がする。なので「エンブリヲ」でトラウマを持った人は必読だと思う。そして、民俗学とか妖怪とか禁忌の土地とかが好きな人にもおすすめできる。諸星大二郎星野之宣が好きな人も。でも万人受けは難しい。

ただ、読後の感想としては買って良かった面白かった、と思う。古臭い面と新鮮な面を併せ持つ非常に不思議な漫画だった。小川先生のリハビリ作のような気はするけど、これを機にどんどん新作を描いて頂きたい。もっとだ!もっとできるだろ小川!である。

最後にですが、単行本の4ページ目がこれなんですがね。読むのやめようかと思いましたよね。効果音!!変だよ効果音!
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そんな感じで非常に面白い漫画ですのでみんな買ってしまえばいいんだよ。ディスってるようになってしまったけど、ネタバレせずに書こうと思ったらこんな感じになってしまったよ。そして「エンブリヲ」を読んだことない子はこの機会にちゃんと読むんだよ。しかし小川先生が復活か。嬉しい驚きでございますね。

ちなみにAmazonの「おがわ 甘藍」の紹介文がひどい。

マンガ家美少女。現役小6の12歳。1993年、姉に、個人的に描きためていた作品を勝手に投稿され、まさかの上位入賞。その後、原宿を友人と歩いているところをスカウトされ、松文館より『破瓜』にてデビュー。以後、美少女Hマンガの若きエースとして、マニアたちの熱い視線に晒され続け、カラダの奥がジンジンしている。

みなさん。小川幸辰先生は漫画化歴20年以上の男性ですからね。覚えておきましょうね。

おしまい。

みくまりの谷深 2巻 (ハルタコミックス)

みくまりの谷深 2巻 (ハルタコミックス)

幽霊の彼氏が悪霊化するシーンが素晴らしい!「青野くんに触りたいから死にたい」の2巻は最高やで!

初恋の彼氏が突然死んじゃったメンヘラ女子高生が、幽霊の彼氏を友人に憑依させてキスしたり自分の身体を触らせようとしたりする青春恋愛漫画の甘い一面と、幽霊の彼氏が悪霊化するホラーパートの配分が素晴らしい「青野くんに触りたいから死にたい」の2巻が発売です。パチパチパチ。

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昨日は「ゴールデンゴールド」も発売されたし漫画好きにはたまらない週ですよね!ね!?

この漫画は本当に素晴らしくて、特に甘い青春とホラーの混ぜ具合が最高。なかでもお気に入りは、黒青野くん(悪霊化した青野くん)の部屋が汚部屋だったり出された料理がどこか汚らしかったり、机の下を誰かが覗き込んできたりしたあのシーンですね。鳥肌ものですよねー。

とにかくテンポよくとんとん話が進むので面白いんだけど、まだまだ終わってほしくない思いもたっぷりある。もっと読みたい。二十巻ぐらい読みたいよね、この世界観。

最新のアフタヌーンで続きから読めるので、教室を出た優里ちゃんがどうなったか知りたい人は読めばいいと思うよ。

しかし最近のアフタヌーンはなかなか充実してていいよね。なかでも植芝理一の『大蜘蛛ちゃんフラッシュ・バック』はヤバい。マザコンの極みの話でコメディとして描いてるけど、母への恋という生物としてのアウトゾーンに踏み込んでいるから読んでいて嫌悪感がすごい。ヤバい。個人的にはホラーとして楽しんでいる。

そんな感じで青野くんがどうなったのか気になるよね!というところです。

 

おしまい。

 

 

 

 

 

 

 

【ゴールデンゴールド 3巻】瀬戸内海の離島にアニメイトが欲しい。少女の願いを叶えるため福の神は立ち上がる!本日発売の3巻では衝撃の変身能力も!

今年一番発売が待ち遠しかった「ゴールデンゴールド」が本日発売だよ。最近はホリエモンがファンを公言してて、ホリエモンに推される漫画と認識されるのはなんかいやだなと思うファン心理。あと、なぜこんなにとっつきにくい表紙にしたんだよ!

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さてさて、二巻では衝撃の結末があったけどこの三巻ではさらなる衝撃が待ち受けいる。ツブツブが鳥肌が立つほど気持ち悪く、あぁなんて素晴らしい体験をさせてくれるんだ堀尾氏は!とマゾい気持ちで胸いっぱいです。ええ。

 

まだ3巻しか出ていないので未読の方には激しく推したいのと、連載をモーニング・ツーじゃなくせめてイブニングにしてくれや、という切なる思いをここに記しときます。

 

あと今頃になってようやく前作の「刻々」が映像化されるそうでおめでとうございますと思いながらも、アニメより映画で見たかったなあと。久しぶりに刻々も読み返すいいタイミングですね。持ってない人は買いましょう(くどい)

 

おしまい

 

 

 

刻刻(1) (モーニングコミックス)

刻刻(1) (モーニングコミックス)

 

 http://arehasouhigashinosorani.hatenablog.jp/entry/2014/11/06/171524

 

「北北西に曇と往け」という珍妙なタイトルの入江亜季先生の新作はイケメンBOYが探偵するだけじゃない良い漫画だよ

入江亜季先生の新作は「車と話ができる」という少し不思議な能力を持つ青年の物語。「乱と灰色の世界」の完結からもう2年ですか。そうですか。時間が経つのは早いものですね。
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群青学舎」でキラキラした漫画の世界を見せてくれていた入江先生ですが「乱と灰色の世界」では少しトーンダウンというか上手いんだけど何か暗いお話になっていた印象でしたね。

今作では土や草や風の匂いがするようで、そしてやっぱり若干陰りがある雰囲気はあります。まあその『陰』の部分が先生の魅力ではあるんですがね。

ストーリー的には、アイスランドで探偵業をするイケメン青年の日常譚なんて読みたくねーよ。と思っていたら後半に登場する弟くんがいいキャラしてそうで盛り上がりそうだなあと思った次第です。

とにかく入江先生の魅力は画力と構図力。草木や風の描き方が独特ですごく素敵。ストーリーは重視せずまずは画の魅力から入るのもアリですよね。

次の巻も出たら買うけど、次出るの10ヶ月後とかだぜ。まあ気長に待って数年後にまとめて読み返すのが良いかもしれない作品ですね。

 

群青学舎 一巻 (HARTA COMIX)
 

 

 

 

青野春秋先生の新作「花束をください」は花束と無縁の人生を歩むクズい私たちが共感できるクズ漫画です♡

人性で花束貰ったことあります?無いですよね。ね?そんな輝かしい人生の記憶はまったくない。

スピリッツ誌上で「100万円の女たち」を描き上げ(私に)絶賛されまくっていた青野春秋先生の新作「花束をください」は花束とは無縁の腐れ自殺志願者の二人が主人公。

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若者とおっさんが首吊りしようとして出会うところからスタート。青野作品に一貫して流れる倦怠感は健在で、ものさしを使わずに描かれたヒョロヒョロとした建物や家具の中で、ダルい空気のストーリーが進行する。すごく面白い。

http://www.gentosha-comics.net/story/cat2875.html

 

そして青野先生は全くもって絵が上手くない(一般的な絵師さん基準で)んだけど、描く女はどれも可愛い。なんだろうね不思議だよね。すごく魅力的なキャラを描くよね。

 

でも連載先がバーズ!???え?バーズ?まだ生き残ってたのバーズ?
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冬目景いくえみ綾!月子!頑張っているような気がするよバーズ。しかしなあ、青野さんなら今のヤンジャンに載ってもトップクラスに面白いのに。もったいない。

 

一巻の最後でおっさんはアレに立候補するんだけど、クズはどこまでいってもクズだからクズなんだよってことを改めて世に知らしめて頂きたいなあとか妄想しておりました。

 

おしまい。

永遠のサブカルチャー漫画家である高浜寛先生がモーニングで掲載していた「エマは星の夢を見る」は良質な大人向け漫画

どんな漫画が好きなの?と尋ねられて「高浜寛」ですって言われるとサブカルチャー好きなのねえ、と思っちゃうよね。そんな人に出会ったことないけど。高浜先生の作品といえばテンションが低いオフビートで単調な漫画のイメージがあって、あまり面白みを感じない(失礼だな)というのが率直な感想。

でもこの「エマは星の夢を見る」は原作付きだからか非常に面白い。
内容は、主人公のエマがミシュランの覆面調査員として働く、という物珍しいお話。元ミシュラン調査員の実体験を漫画化ということで、ミシュランガイドの裏側を知れるというインテリジェントな漫画な訳です。
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morning.moae.jp

最近は猫も杓子も料理漫画ブームってことで、とりあえず雑誌に一本は料理漫画を載せとけよってノリで雑な料理漫画が増えておりますよね。異世界に行ったり鬱になったり博打場に行ったり球場に行ったり山に行ったりヒロシの昼飯事情だったり。まあどれも単調で食傷気味(料理漫画だけに)なわけだけど、この作品は新鮮。

読みながら思ったけど、美味しいものばかり出る話ってもう飽きたよね。この作品だとミシュランの調査がメインになるので、お店のサービスや料理をシビアな視点から評価する。ダメな店もあれば素晴らしい店もある、その緩急があるから面白い。初期の「美味しんぼ」の面白さもやはりまずい店の話とかがあって単に、食べて美味しい幸せってだけの話ではないものね。

高浜先生がモーニングで連載するっていうから、そんなメジャーな雑誌で大丈夫なんですかとか思ってほんと申し訳ない。
背景とかよくみるとかなり詳しく事前調査をしていて、あらかじめ単行本一冊分のボリュームだけ描く予定だったんだろうなあ。でもこの話はもっと続きを読みたい。高浜先生としては原作付きとかイヤかもしれないけど、絵とストーリーが良く合っていて読みやすくそして面白い。

ちなみに連載中の漫画だとイブニングに掲載している小林銅蟲先生の「めしにしましょう」が一番好き。なんせ料理がやり過ぎ&スケールがでかい&科学力を駆使するから面白い。そして漫画と合わせてブログで作っているところを載せているのがまた面白い。総じてすべからくやり過ぎ料理の数々。やっぱり針は振り切った方が面白いんだぜ。
evening.moae.jp
↓BLOG
negineesan.hatenablog.com


おしまい。

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