おすすめ<なろう系>20作品|2020/なろう初心者・活字中毒者のためのおすすめまとめ

ここ2年間ほど、どっぷりとはまっていた「なろう系」。活字中毒者にはありがたく全編無料で読み放題というありがたさ。その代わり玉石混合で、時間のムダだった作品や、途中で力尽きた作品も多々あったり。

なろう系の何が面白いかって作品の幅の広さなんだけど、やはり主戦場は<ハイファンタジー><ローファンタジー>の2ジャンルだね。異世界転移・異世界転生・俺TUEEE・ハーレムといった基本要素を押さえつつ、新しい要素をどう入れるかというアイデア勝負。でも個人的な嗜好で、モテモテ設定とか単純に強すぎるとか、妹が、とかしんどいから読めなかったけど。

そんなこんなでブログを放置していた2年間、読みふけっていた「なろう系」の中から面白かった作品をランキング。
そう、みんな大好きランキングにてお届けします。とどけ、わいの2年間!

選別基準として、活字中毒者が楽しく読めること、脳内で情景描写がきちんとできること、の2点。
「なろう系なあ、読んだことないなあ」という人向けの構成になったかと思います。

では早速まいりましょう。

第1位
狼は眠らない
作者:支援BIS
https://ncode.syosetu.com/n3930eh/

〈黒穴〉に入った者は、力と富を得られる。そんな伝説を信じて〈黒穴〉に飛び込んだ戦士レカンは、異世界に落ちる。彼が目にしたものは、みたことのない迷宮と、みたことのない魔獣だった。レカンの冒険の旅が始まる。書籍1巻から3巻、コミック1巻から2巻、発売中。いずれもKADOKAWA様より。

さて、上の説明文を読んで、面白そう!読んでみたい!となる変態はいますか?ならないよね。面白さがわかりにくいよね。当作は『<魔法とダンジョンがある異世界>から<別の魔法とダンジョンがある異世界>に転移した冒険者のお話です。なろう定番の<高校生が異世界転移で王様から勇者認定されて俺つええ>から進歩した設定ですね。当作の面白さは、主人公が迷宮(ダンジョン)攻略が大好きでひたすら強くなろうとする、ところ。まあ面白いからみんな読むといいよ。

狼は眠らない 01

狼は眠らない 01


第2位
Re:Monster
作者:金斬児狐
https://cdn-file.alphapolis.co.jp/books/725/b1dd5bb2d30923ef23e642b30bf6aef8/sample.pdf

前世で不運な死を遂げ、目覚めると最弱ゴブリンに転生していたゴブ朗。しかし、喰えば喰うほど強くなる【吸喰能力】で異常な進化を遂げ、あっという間にゴブリン・コミュニティのトップに君臨! 弱肉強食の異世界で、有能な部下や仲間達とともに繰り広げられる、痛快下剋上サバイバルファンタジー

これは<転生したらゴブリンだった>というお話。最弱のゴブリンに生れ落ちるも、敵モンスターを倒して食べることでガンガン進化するお話。とにかくストーリー展開がスピーディーでユニーク。多少血なまぐさいところも素敵。なろうサイトからは書籍化に伴い削除されてしまったので無料では読みにくいけど、面白いので読むといい。

Re:Monster(リ・モンスター)

Re:Monster(リ・モンスター)

第3位
駆除人
作者:花黒子
https://ncode.syosetu.com/n1406cr/

害虫駆除をしていた男が異世界でも害虫駆除をする話。
前世の知識を活かし魔物駆除を生業とするナオキ・コムロだが、弱い魔物だけ駆除するといっても数が普通ではない。順調に収入を得られるようになり、薬屋の二階に腰を落ち着けた頃、彼はある異変が自身に起きていることに気が付く。

こちら王道の異世界転移もの、のフリをした害虫駆除の物語。モンスターと戦うわけでなく、害虫として駆除する、という変なお話です。殺鼠団子的なやつでネズミモンスターを大量に殺したりするみたいな所から話が始まって、じゃあゴブリンの集団も駆除しようか、みたいな発想がおもしろい小説。

第4位
田中タダシ(41)建国記 『中世ヨーロッパ風なんてキツすぎる!』
作者:小倉ひろあき
https://ncode.syosetu.com/n4662ec/

平凡な人生を歩んだサラリーマン田中。
彼は41才という短い人生を終えた……はずだった。

だが気がつけば、彼が立っていたのは『中世ヨーロッパ風』の世界だった。
中世とは暖炉も無く、食事は手づかみ、挙句の果てには都市で豚を放し飼い……豚は何を食べてるのかって? ウンコですよ。

田中はこの厳しい世界で、「バリアン・ド・リオンクール」として第二の人生を歩む。
平凡なサラリーマンは生き残れるのか?

ゴリゴリの武闘派戦争物語。暴力吹き荒れる異世界の中で、隣の国に侵略しては暴れ回るというハードコアストーリー。ただ、題名がね、悪いよね。書籍化してるけど名前変えられているからね。なろう系では珍しいハードな作品。

第5位
ヘルモード ~やり込み好きのゲーマーは廃設定の異世界で無双する~
作者:ハム男
https://ncode.syosetu.com/n3669fw/

山田健一は35歳のサラリーマンだ。やり込み好きで普段からゲームに熱中していたが、昨今のヌルゲー仕様の時代の流れに嘆いた。
そんな中、『やり込み好きのあなたへ』という謳い文句のサイトに惹かれ、ヘルモードの異世界に転生をすることになる。

この物語は召喚士アレンによる、なろう小説王道ファンタジーである。

アレンは農奴に転生したため、この世界について何も知らない。
10年前、20年前ゲームショップで手に取ったゲームソフトのように、
どんなゲームかも分からない状態から、アレンの物語は始まっていくのであった。

よくある転生ものだけど、設定をヘルモードにするだけで、なろうに新鮮な風を送り込んだ傑作。まだ連載中。ヘルモードだから周りよりレベルがまったく上がらないんだけど、その代わりにレア度の高いジョブを選べたから基本強い、みたいな。転生して幼少期から始まるが、主人公は徹底して今回の人生をゲーム視点で捉えていて、何かを依頼されるとイベント発生と捉えて達成すると報酬をきっちり要求したり、レベル上げに必要な数値を調べて数万匹単位でゴブリンを殺したりといったユニークな人生を送る。という、面白い作品です。はい。

第6位
蜘蛛ですが、なにか?
作者:馬場翁
https://ncode.syosetu.com/n7975cr/

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することになる。クラスの中でも最底辺に位置する主人公は、よりにもよって蜘蛛の魔物として生まれ変わってしまう。ただ、異常な程に強い精神力で現状を受け止め、割とあっさり順応してしまう。これは蜘蛛の魔物になってしまった主人公が、なんやかんやサバイバルして生きていく物語である。

主人公が蜘蛛って面白いわけないじゃねえか、と思いながら読みだすとまあ面白いんですね。蜘蛛ですが。こちらは生き残る為に敵を殺して食料にして上位種族に進化していくのが醍醐味。軽いノリの文体でサクサク読めるので、蜘蛛なのに応援しちゃうよね。底辺種族から成りあがっていくのってみんな大好きだよね!

蜘蛛ですが、なにか? (カドカワBOOKS)

蜘蛛ですが、なにか? (カドカワBOOKS)

第7位
転生したらスライムだった件
作者:伏瀬
https://ncode.syosetu.com/n6316bn/

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた!
え?…え?何でスライムなんだよ!!!などと言いながらも、日々を楽しくスライムライフ。
出来る事も増えて、下僕も増えて。ゆくゆくは魔王でも目指しちゃおうかな?
そんな、どこかずれた天然主人公の異世界スライムライフです。

なろうと言えばこれ、というほどの有名作品だけど、まあいつかは読むといい。なろう界の伊坂幸太郎みたいな。読みやすく定番で面白い。

第8位
田中のアトリエ ~年齢イコール彼女いない歴錬金術師~
作者:金髪ロリ文庫
https://ncode.syosetu.com/n2662ca/

年齢イコール彼女いない歴のブサイクなオッサンが、回復魔法+カンスト魔力をゲットして、異世界ファンタジーで俺TUEEEします。シリアスは少なめ、コメディがメインとなり、疲れたときにサクッと読めるお話です。晩酌のお供にもどうぞ。

ロリ好き童貞のおっさんか異世界転移するお話。きわどい下ネタを挟みつつ、軽妙な文体でゲスい下心を描きながら紳士面している主人公がユニーク。運営から下ネタに関して何度か注意が入りBAN寸前のギリギリ小説。

第9位
嘆きの亡霊は引退したい 〜最弱ハンターは英雄の夢を見る〜【Web版】
作者:槻影
https://ncode.syosetu.com/n6093en/

世界各地に存在する宝物殿とそこに眠る特殊な力の宿る宝具。富と名誉、そして力。栄光を求め、危険を顧みず宝物殿を探索するトレジャーハンター達が大暴れする時代。
幼馴染達と共に積年の夢であるハンターとなったクライは、最初の探索で六人の中で唯一自分だけ何の才能も持っていないことに気付く。
しかし、それは冒険の始まりに過ぎなかった。
「もう無理。こんな危険な仕事やめたい。ゲロ吐きそう」
「おう、わかった。つまり俺達が強くなってお前の分まで戦えばいいんだな、いいハンデだ」
「安心してね、クライちゃん。ちゃんと私達が守ってあげるから」
「あ、ストップ。そこ踏むと塵一つ残さず消滅しますよ。気をつけて、リーダー?」
強すぎる幼馴染に守られ、後輩や他のハンターからは頼られ、目指すは英雄と強力な宝具。
果たしてクライは円満にハンターをやめる事ができるのか!?
※勘違い系コメディです。

ご都合主義全開なのに面白い。主人公が登場人物の中で最弱なのに、世間一般からはものすごく強いと思われている勘違い系なろう。主人公の発言を周りが都合よく解釈してストーリーは進んでいく。章ごとに伏線を張っては最後に回収する手法はお見事な一作。

第10位
家の納屋にダンジョンがある ―God in the abyss of despair―
作者:止流うず
https://ncode.syosetu.com/n7386ct/

 すべては4000年もの昔から始まっていた。
 辺境の信仰の中心であった善神大神殿の崩壊。
 辺境と大陸を分かつ大障壁の出現。
 辺境に伝わる呪歌「泣き虫姫のエリザ」がなぜ生まれたのか。
 白の部16編は残すところ3編。
 そして黒の部16編の探索が始まる。

登場人物:
ダベンポートのキース:辺境地域ダベンポートのキース。大陸では赤鬼のキースと呼ばれて恐れられた侠客。
ミー=ア=キャット:ダンジョン猫(商人)。商業神バスケットの眷属。
リリー・ホワイトテラー・テキサス:花の騎士
オーキッド・ブラックデザイア・テキサス:リリーの妹。
ヴァン・ドール:灰色の髪をしたダンピールの青年。同族殺しの異名を持つ冒険者。銀の長剣と特殊な銀弾を用いる異端狩り。
エリエリーズ・マル・ウェンストゥス・デカヴィア:魔術に傾倒している金髪碧眼のエルフ魔術師。エルフの禁忌たる炎の魔術を好んで使う異端。

恐ろしいほどにとっつきにくい骨太な作品ながらも、ハマればこれほど凄みあるなろう作品もないだろうと崇拝したくなる作品。設定が細かく難解であり、血みどろと腐臭ただよう中に、主人公の成長がストーリーを支える。なんせ作品名がね、よくわからないよね。なろうの底の深さがわかる良作。連載中。

同作者のこちらもおすすめ。


第11位
エイリアン迷宮の異世界征服記(再構築のため休載中)
作者:右左 一奥
https://ncode.syosetu.com/n9041de/

【人界】と【魔界】が分離した剣と魔法の異世界で、主人公は【人界】からの侵入者を防ぐ【魔界】のダンジョンマスターとなった――のだが。

「『エイリアン』が眷属ってどういうことだよ!?」「きゅぴぃ?」

様々な"因子"を取り込み、分岐進化を重ねて独特な生態系を創り上げるエイリアン達を駆使して、野心と野望とちょっとしたマッドサイエンティスト的好奇心のままに「エイリアン窟」は勢力を拡大していく――
【人界】では、表の身分を作り、いずれ諸国侵攻のための静かな暗躍を続けつつ。
【魔界】では、他のダンジョンマスター相手に、仁義もルールも無い血みどろの抗争を繰り広げつつ。

作者の執念を感じる一作。というかぐろい。そしてよくわからない。キモいエイリアンを生み出して強い眷属を作り出し、他のダンジョンと戦争したりします。ええ。伝わるでしょうか。伝わるといいんですがね。難しいでしょうね。なんせ変な作品ですからね。くっさいスルメイカ噛んでたらめっちゃうまいやん、みたいな感じです。下に作り出したエイリアン一覧を張っときますね、興味が沸いた人は読むといいですよ。

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出典:https://ncode.syosetu.com/n8208dg/1/
第12位
本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~
作者:香月 美夜
http://ncode.syosetu.com/n4830bu/

本が好きで、司書資格を取り、大学図書館への就職が決まっていたのに、大学卒業直後に死んでしまった麗乃。転生したのは、識字率が低くて本が少ない世界の兵士の娘。いくら読みたくても周りに本なんてあるはずない。本がないならどうする? 作ってしまえばいいじゃない。目指すは図書館司書! 本に囲まれて生きるため、本を作るところから始めよう。※最初の主人公の性格が最悪です。ある程度成長するまで、気分悪くなる恐れがあります。

異世界転移して石鹸とか作る系ファンタジー文系女子のロマンが詰まった作品。というか何かのアンケートで投票してた年齢層が40代がメインとか見ましたけどね、この作品。定番の展開が刺さるんでしょうね。

第13位
自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う
作者:昼熊
https://ncode.syosetu.com/n7583de/

自他共に認める自動販売機マニアである彼は、交通事故から自動販売機を守って死んだ。
そこで人生を終える筈だった彼が目覚めたのは、自然豊かな湖畔だった。
何が起こったのか理解できない彼だったが自分が――自動販売機になっていることだけは理解できてしまう。
異世界の迷宮で一人……一台佇む彼が一人の少女と出会うことにより物語は動き始めるのだった。

異世界に転移したと思ったら自販機になっていたというお話。わいなら発狂して死ねるわ。ただ、唯一の救いは、様々な種類の自販機に変身できること!なにがおもろいねん、ストーリーどうやってすすめんねん、と思って読みだしたら、まあよく出来ているんですねこれが。面白い。

第14位
八男って、それはないでしょう! 
作者:Y.A
https://ncode.syosetu.com/n8802bq/

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏貴族の八男という、存在意義さえ怪しい子供に憑依した彼は、幸いにも魔法の才能があったので早くに自立しようと我が道を進む。家門と領地継承も、内政無双も経験が無いから無理。魔法で金を稼いで、自由に生きて何が悪いというのか。まあ、結局人の営みで発生する柵(しがらみ)からは逃れられないのはこの世の常として。これは、そんな若造ヴェンデリン・フォン・ベンノ・バウマイスターの世界なんて救わないお話である。

まあ、ザ・なろう系という本作。異世界に生まれ変わって魔法を修行して成り上がるというよくある作品の中でも抜群にバランス感がよい作品。大抵は展開が下手だったり、ハーレムが過ぎたり、俺様感に食傷したりするがそういう心配はない。面白い。

第15位
俺は星間国家の悪徳領主!
作者:三嶋 与夢
https://ncode.syosetu.com/n1976ey/

リアム・セラ・バンフィールドは転生者だ。
剣と魔法のファンタジー世界に転生したのだが、その世界は宇宙進出を果たしていた。
星間国家が存在し、人型兵器や宇宙戦艦が戦うスペースオペラのような世界。
貴族たちが支配する帝国の伯爵家に転生したリアムには野望があった。
それは――悪徳領主になることだ。
前世、不幸にも全てを失い絶望の中で死んだリアム。
――善良に生きるなんて馬鹿らしい。
――好き勝手に生きてやる。
そんな気持ちを胸に、第二の人生を歩もうとするのだが、価値観の違いから名君として崇められてしまう。
リアムは無事、悪徳領主になれるのだろうか?

勘違い系スペースコメディ。文体の軽やかさがピカイチ。疲れた時の箸休め的なポジションで軽く読める作品。

第16位
玉葱とクラリオン
作者:水月一人
https://ncode.syosetu.com/n0632db/

 ソシャゲで遊んでたら異世界に迷い込んでいた青年、但馬波留。剣と魔法が支配するゲームみたいな世界に困惑しつつも、現代人の知識を頼りに立身出世しようと目論むが……そこはかつて勇者が君臨していた内政チート国家だった。
 空腹は満たされ清潔な衣服を纏う人々。経済的に町は潤い鉄筋コンクリートの家が建ち並ぶ。生半可な知識は通用せず、ろくな職にもつけず埋没する彼は、生き残りをかけた起死回生の策に打って出た。
「他ならぬあなただけに、特別なお話があるんです。いえいえ、怪しくなんかありません。私の故郷ではねずみ講と言うのですが……」
 これは詐欺師と蔑まれ、後にソープ王と呼ばれた男の異世界サクセスストーリー。

テンプレなろうから半歩ずらした視点が面白い。現実なのゲームなのか、謎の世界でサバイバルする面白さ。ラストまで駆け抜けるスピード感がたまらなく面白い物語。

第17位
不死者の弟子~邪神の不興を買って奈落に落とされた俺の英雄譚~
作者:猫子
https://ncode.syosetu.com/n2494fq/

 神の間で『人間にチート能力を与えて異世界に送り込み、彼らの人生をショーとして楽しむ』というものが流行っていた。その一人として選ばれた神原カナタは神の不興を買ってしまい、何の力も持たされずに最悪のダンジョン《地獄の穴》送りになってしまう。そのままカナタは成す術なく命を落とすはずであった。しかし、そこで出会った自称人間嫌いの不死者の少女、ルナエールに助けられ、彼女より自分の身を護れるようになるまで修行をつけてもらうことになる。
「師匠、そろそろ俺、強くなったんじゃ……」
「ダメです! えっと、ダンジョンの外はっ、本当に危ないところですから!」
「こ、ここより危険なんですか!?」
 ……これは、寂しがり屋の師匠に過剰に鍛え上げられてしまったカナタが、そうと自覚のないままに世界最強の英雄へと至る物語である。

転生したら世界一危険なダンジョンの一番底だったこと、よくあるよね。今作はそんなよくある設定を過剰にしたらもっと面白くなったというユニークな作品。最初の修業期間がとにかく面白い。

第18位
ラピスの心臓
作者:おぽっさむ
https://ncode.syosetu.com/n4006r/

狂鬼と呼ばれる凶暴な生き物でひしめき合う、灰色の森で覆われた世界。孤児として独りぼっちで生きる主人公のシュオウは、生まれながらの優れた動体視力を見込まれて、偶然の出会いを果たした凄腕の刺客に拾われる。十二年後、様々な知識や技術を習得したシュオウは、見聞を広めるために旅にでる。才に溢れるシュオウは、様々な出会いや経験を経て、着実に上への階段を昇っていくことになる。天井知らずの立身出世ファンタジーはここから始まる。

ダークな本格派なろう系まとめで必ずオススメされている本作。面白いんだけどとにかく作者の筆が遅い。2019年なんか年間で5話しか進んでないという。主人公が強くかっこいいという王道ストーリー。

ラピスの心臓 1 宝玉の試練

ラピスの心臓 1 宝玉の試練

第19位
薬屋のひとりごと
作者:日向夏
https://ncode.syosetu.com/n9636x/

薬草を取りに出かけたら、後宮の女官狩りに遭いました。

花街で薬師をやっていた猫猫は、そんなわけで雅なる場所で下女などやっている。現状に不満を抱きつつも、奉公が明けるまでおとなしくしていようと思うのだが、彼女の好奇心と知識はそうはさせない。

ふとした事件を解決したことから帝の寵妃や宦官に目をつけられることになる。

早く市井に戻りたい、猫猫はきょうも洗濯籠を片手にため息をつくのだった。

異世界ものではないなろう系。女子向け。普段はそばかすメイクをして素顔を隠す系女子。だがなぜか王族のイケメンに見初められてしまい、という恋愛王道もあり、謎解きもあり、という。ほんとなろうにはいろんな作品がありますよ。

第20位
崖っぷち貴族の生き残り戦略
作者:月汰元
https://ncode.syosetu.com/n3743fp/

迷宮の魔物を倒すと『真名』と呼ばれる不思議な力と知識を得られる世界が存在した。その世界で生まれた貴族の息子デニスは、貴族とは思えない貧しい生活をしていた。
長男ではなく領地を継げないデニスは、生きていくために迷宮に潜り『真名』を手に入れようとする。
一方日本に生まれた雅也は、夢の中でデニスの精神と繋がっていることに気付いた。デニスが『真名』を手に入れた時、不思議な『真名』の力を雅也も使えるようになったと分かり驚愕する。
しかも雅也だけでなく他にも『真名』が使えるようになった人々が世界中にいることが分かり、世界各国はその力に興味を持った。
異世界のデニスは雅也からもたらされた地球の科学技術の知識で領地経営に乗り出し、雅也は『真名』の力を使って企業家として成功していく。
2つの世界でそれぞれが無双する話です。

なろうの最新版とも言える本作。もはや異世界に転移や転生することなく、現実と異世界のW主人公制のお話が登場。相互の知識を活かしながら主人公はそれぞれの世界で成り上がっていく。弱いとか貧乏から力を得ていくストーリーはやはり面白いんだよ。

以上、20作品でした。

おしまい。

時は令和。気が付けば令和ですね

やっほー。2018年3月以来に久しぶりに書くよ。コロナ、やばいよね。え?やばくない?おれはね、まず仕事がひま。めっちゃくちゃひま。あと職場が心斎橋なんだけど、駅前のドラッグストアが閉店し出してる。あと飲食店もバコバコ閉店してるし、昼飯時でもお店が混んでない。やばいよねこれ。

2018年から2年間まったく何も書いてなかったんだけど、何してたかっていうと、ひたすら「なろう系」読んでた。それはもうどっぷりと。自分でも書いたりして遊んでたけどコロナが始まったころにパタッと飽きた。それはもうすっぱりと。

だから漫画から離れてて今は最新の漫画情報とかまったくわからない。じゃあてめえ何書くんだよって思いながらいまキーボード叩いてる。いまリアルタイムで追いかけてるのは少年ジャンプぐらい。「鬼滅の刃」と「約束のネバーランド」が終わったけど、われらが「チェンソーマン」と「呪術廻戦」がありますからね、あと矢吹先生の新作がスタートして内容空っぽの微エロ漫画がいい感じですね。みたいな。

まあ久しぶりにブログでも書くか、と思い至ったのは「ゴールデンゴールド」の7巻を買ったから。面白いんだけど、まだ仕込み中ってところですよね。

そんなこんなで漫画読みたいけど、いま旬の漫画とか誰か教えてもらえませんかね??
とりあえず今から他のブログめぐって面白そうな漫画探しでもしようかな。

あ、そうそう、「望郷太郎」だけは読んでます。いいよね。いい…。

おしまい。

久しぶりにグッときたいい漫画。前田悠『あなたソレでいいんですか』を推していきたい。

最近は漫画村が話題ですね。早く潰れたらいいのにって毎日思いますね!良識ある大人ですからね!
一方、講談社からのカウンターパンチとしてコミックDAYSが月額720円で登場しましたね。パチパチ。こちらアフタヌーン一冊分で、ヤンマガ・モーニング・イブニング・アフタヌーン・KISS・BELOVEが読める素晴らしいコンテンツです。アフタヌーン読者ならDAYSに入らないメリットがない素晴らしい価格設定なわけです。

まあそんなコミックDAYSで始まった、この漫画が素晴らしいというお話です。
第一話が公開されているからまずは読んだらいいよ。
www.moae.jp

登場人物は、須田くん(殺そうとするブ男)と女子高生の二人のみ!
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導入のこの3Pで今までにない新しさがあるよね。
無差別殺人をしようとする須田くんに対して「セックスをしてあげます」と返す女子高生。強すぎるやろ。

このシーンも良かった。
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あ、やっぱり気持ち悪いんだ!そりゃそうだよね!

二人の押し問答が延々と続くわけで、会話をする中で須田くんと女子高生の立場が入れ替わってしまう巧妙さ。
気がつけば須田くんは下半身裸で金玉を蹴り潰される寸前に追い込まれる恐ろしさ。
そして最後は須田君は女子高生に感謝までする始末!

この女子高生はいったい何者なのでしょう。という不思議な漫画。
連載物で2話目は対タクシー運転手だったけどこれもよかった。

2018年に始まった漫画で今のところ一番期待しています。
前田先生頑張って下さい!!!!

ちなみに2015年に第27回イブニング新人賞奨励賞を取った作品がこちら。
www.moae.jp

あまり毒気がなくゆるやかなストーリーだから前田も成長してんだなって思いました。

おしまい。

1万冊のマンガを読んだ俺(盛りすぎ)が選ぶ2017年ベスト漫画30作品!

この記事を書いている途中に、そういえば「このマンガがすごい!2018」のランキングって今年はどうなんだろうと見てしまった。
でもご安心を。あまりかぶっておりません。
それは自分の感覚が世俗から浮いてしまっているからだろうし、老化によるモウロクした脳ミソではほんわかした作品を読む気力と糖分が足りないに違いない。
そもそも、すでに2018年に入って3週間目で出遅れも甚だしいし、今さらベストなんてやんなよ時期遅れだろって話です。
でも空気なんて読まないし、スマホでポチポチ面白かった作品をまとめてたらすげえ時間経ってしまったから仕方ない。
今年はこんな感じの作品を楽しんでいましたよ。
10位以降は酔っ払って適当にランク付けしたからほぼ横一列みたいに考えてもらえれば、です。
(※30位以外。30位だけは30位)

第1位 青野くんに触りたいから死にたい

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今年一番といえば迷わずこれでしょう。
初めて出来た彼氏が死んじゃって幽霊になる話で、ラブコメかと思いきや後ろから刺されるような怖さがいきなりやってくる。
霊を舐めてんじゃねえですよって作者の声が耳元でガンガンする。こえええ。
買って損なしの一冊。いや、2巻まで出てるから損のない2冊だよこいつあ。

第2位 ムシヌユン

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狂気とカオスの漫画、それがムシヌユン。
虫とセックスすると、虫が爆死します。射精の勢いで。いまマジで。
そんなムシヌユンもいよいよ物語は終盤へ。
今年は非常に読み甲斐があったですね☆

ムシヌユン 1 (ビッグコミックス)

ムシヌユン 1 (ビッグコミックス)

第3位 BEASTAES

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うさぎが正常位でセックスする漫画だから読めと言われて読んだ漫画。
正直なところ2巻ぐらいまでの演劇が続くシーンはつまらない。
だがしかしだね。うさぎが鹿と正常位でセックスするあたりからグッと面白くなる。我慢だよ諸君。
しかしこんな作品がなぜチャンピオンから出たのか不思議だったが板垣恵介先生の娘と聞いて納得。

第4位 舞妓さんちのまかないさん

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細やかで繊細なタッチの画と優しいストーリーが身に染みる。
舞妓さんの家の食事担当のお話という地味さが良い。心地よい。
舞妓の裏話も面白いが、舞妓になれなかった主人公が淡々と食事を作るのがしみじみ良い。
キヨちゃん!超がんばって!!となる。いや、特に何も起こらないんだけでも。

第5位 パラレルパラダイス

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正直なところこんなエロ漫画を5位にするなんて恥ずかしい。
そしてこんなエロ漫画を掲載してるヤングマガジンもほんと恥ずかしい雑誌だよ。
なんせ触るだけで女子が発情してやりまくりの世界だぜ?
でも心を素直にすると、すごく面白い。見境なくセックスしまくるだけなのに面白い。
こんなクズい漫画は思いついても描けないよ。しかも岡本倫先生はもうベテランだぜ?クレイジー!(褒め言葉)

第6位 BLUE GIANT SUPREME

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衝撃の結末となった国内編を完結させて、いよいよ海外武者修行の旅に出た大。
相変わらずの芯の強さで、ドイツ人をサックスでメッタ斬り。
安定の面白さはもちろんだが、さらにクセが強いメンバーを集めてバンドを組んで、ここからですよ。本当にずっと面白いすごい漫画だよ。

第7位 進撃の巨人

f:id:shikakuu:20180112145806j:plain
22巻で一旦すべての謎が明かされた訳ですが。が。
途中までしか読んでない人も多いんじゃないすか?
今ですよ、一気に読むべきタイミングは!!今年の展開は熱かったねえ。

進撃の巨人(24) (講談社コミックス)

進撃の巨人(24) (講談社コミックス)

第8位 社畜! 修羅コーサク

f:id:shikakuu:20180115152803j:plain
東京から墓多〈ハカタ〉に左遷〈トバ〉されたサラリーマンが主人公。
初めて読んだ時の衝撃がすさまじかった。
個人的にはバランス釜の使い方をファク山さんに教えてもらうところで心を掴まれた。
そもそもバランス釜ってなんやねん、ですよ。
少し前に話題になった「坂本ですが?」の上位互換と言っていい。

yanmaga.jp


第9位 マイホームヒーロー

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主人公が娘の彼氏を殺した挙句に、完全犯罪をするために死体を風呂場で煮込んで溶かしてしまうとかやりすぎ。
「僕達がやりました」で同情できる犯罪者なら主人公にできるってことを学んだヤンマガのぶっこみ作品ですね。
初めにハードルを上げてモラルを振り切ってしまえば、後は好き放題しても苦情来ないと踏んだんだろ。
主人公がずっとピンチですごく可哀想な作品。

マイホームヒーロー(1) (ヤングマガジンコミックス)

マイホームヒーロー(1) (ヤングマガジンコミックス)

第10位 ロッタレイン

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なんせ主人公が終始こんな顔をしている。ずっとテンパりすぎ。
30過ぎの男と、実父の再婚相手の連れ子13歳との禁断の恋。
血は繋がっていないとは言え義兄妹の恋物語であり、13歳相手のロリコン漫画である。
とにかく主人公のメンタルが不安定で読んでいるこちらも不安になる。
しかもロリの近親相姦(やってないけど)てアウトもいいとこの大アウトである。

第11位 先生の白い嘘

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少し前に話題になったこの漫画も無事完結!
最後まできっちりまとめて面白かったね。
しかしレイプしてセフレにするってどんなスキルやねん、って話ですよ。

第12位 ゴールデンカムイ

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凄かったよね、姉畑支遁の変態っぷりが。
この作品もテンションがまったく落ちない。
そしてストーリーはザクザク進むから楽しく読んでました。

第13位 発症区

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打ち切りになってしまってすごく悲しい一作。
バイオレンス度とエグみが強いけど、実はしっかり芯の入った超能力バトル漫画。
若干だけど画が下手なのが人気が出なかった要因か。悲しい。

発症区(3) (アフタヌーンコミックス)

発症区(3) (アフタヌーンコミックス)

第14位 おやすみカラスまた来てね。

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いくえみ綾先生はいいよね。すごくいい。
どれもいいんだけど、今作もいつものノリですごくいいんです。
なんだろうね、変わらぬ作風なのに毎回おもしろいのは。

第15位 昭和天皇物語

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昭和天皇を題材にするってそれだけで凄い。
まあ能條先生だからできるんだろうが。
まだ始まったばかりで幼少期の話だが、圧がすごい。
これで開戦間際や戦時中の話になるとどうなるんだろうかと期待しかしていない。

第16位 キングダム

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40巻を超えて秦軍がようやく中華統一戦争をスタート。
むしろここからが本番でしかなく、今までの国内戦争なんて序章ですよね、40巻あるけど。
こっからは原先生の寿命が尽きるのが先か完結するのが先かという長期戦の予感です。
登場人物が増えて物語のスケールが拡大するにつれて主人公の登場率が下がるわけですが、トータルで面白ければなんでも良い。
ある意味で現代の横山光輝先生と仰ぎながら今後に期待です。でも画力なら圧倒的に原先生の勝ちですね!

第17位 DAYS

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全国制覇を目標に熱い展開が続くサッカー漫画。
細い線とは裏腹に、つくしちゃんの成長がチームを勝利させる努力熱血型スポ根なのも良い。
今の梁山戦はボコボコにされてからの怪物水樹がヤバい。熱いよ!

第18位 カラダ探し

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ようやく身体のパーツを全部揃えたぜと思ったら2周めに突入して膝を付いた諸兄も多いんじゃないでしょうか。
物語はようやく2週目が完結し、謎が若干明らかになったようななってないような。
ホラー系スプラッタ謎解き系の良作。
ただ2週目のカラダを探されているお前はいったい誰やねん、である。そこはストーリーに絡めて欲しかったよね。
というところで今年からは3週目の「解」編へ突入です。

カラダ探し 16 (ジャンプコミックスDIGITAL)

カラダ探し 16 (ジャンプコミックスDIGITAL)

第19位 ROUTE END

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死体清掃業×バラバラ殺人犯の漫画。
人の裏の面に焦点を当てた不穏な空気感が漂ういい漫画。
死体掃除をする前に現場でセックスするカップルの従業員がいい味を出している。
しかし犯人もノリノリで連続で殺し過ぎだろうと思ったりもするけど、現実に3ヶ月で9人殺すような犯罪者が出るわけで現実は漫画よりも奇なりってやつですね。

ROUTE END 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

ROUTE END 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

第20位 ダーリンは71歳

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西原理恵子先生は高須先生という最強のパートナーとネタ元を手に入れてすげーな、という漫画。
高須先生の私生活を暴露しまくりエンターテイメントに仕上げる豪腕。
そしてTwitterで暴走する高須先生のストッパーとなる西原先生。素敵ですよね。

第21位 ゴールデンゴールド

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本当はもっと上位でいいんだけど、ここからもっと面白くなる気しかしないのでこの順位。
おばあちゃんとか福の神の信者が皆おなじ顔になってきて盛り上がってまいりましたよ!
物語がどこに転がっていくのか楽しみですが、冒頭で出てきた過去の侍のシーンからして、現代でも血塗れ事件が起こるんでしょうな!

第22位 魔法少女・オブ・ジ・エンド魔法少女サイト

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絶対に出落ちだろうと思っていた「魔法少女・オブ・ジ・エンド」が大円満完結。
かなりの無理目なストーリーながらも勢いで突破したのは凄い。
スプラッタ要素があるので無理なひともいるだろうが、勢いで読んでしまえる疾走感がある。
ついでも「魔法少女サイト」も面白いから読めばいい。
最近の少年チャンピオンはなかなか面白い。

第23位 宇宙兄弟

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丁寧に堅実に少しずつ進めてきたストーリーも、ようやくムッタが月面に到着し胸熱よ。
映画化され知名度が上がっても漫画の進行速度は変わらない。
いつかムッタが火星に行くのはいつになるやらだけど、その時をすごく楽しみにしている。

宇宙兄弟(32) (モーニングKC) (モーニング KC)

宇宙兄弟(32) (モーニングKC) (モーニング KC)

第24位 グレイプニル

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着ぐるみに変身できるようになった少年と、その着ぐるみの中に入って敵と戦う少女のお話。
男性の中に女性が入るという非常に性的なモチーフがそそる。
ポップな絵柄と裏腹に、殺し合いが血なまぐさいという点も高評価。
あと妙にお色気シーンがいい感じ。

第25位 モンキーピーク

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会社のレクレーション登山に参加したらナタを持った猿に襲われて大変な目に遭うお話。
すぐに下山したらええやん、と思うけど色々あってどんどん大変な方に転がっていく。
あと猿だけじゃなく社内の人間関係のもつれも絡まって地獄の登山と化してゆく。
山で化物に襲われる話は多いが、襲われる側が集団になるとさらに面白い。
疑心暗鬼になったり責任転嫁したらい思考停止したり、といった人間模様をしっかりと描いているぞ。

モンキーピーク 4

モンキーピーク 4

第26位 バンデット

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物凄くアクの強い画の漫画。
鎌倉幕府との倒幕戦というあまり描かれていない歴史にスポットした作品。
主人公の石がどこまで成り上がれるのかに期待大。

バンデット(5) (モーニング KC)

バンデット(5) (モーニング KC)

第27位 鬼滅の刃

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今年も炭治郎はしっかり成長しましたね!
大正時代の空気感の中で人外の鬼と剣で戦う異風血風録。
登場人物のキャラ立ちがよく、覚えやすくて大好き。

第28位 ORIGIN

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少年ジャンプで「Dr Stone」を連載しながらヤンマガでこっちも頑張るBoichi先生素敵。
サンケンロック時代のような無茶苦茶なストーリー展開は鳴りを潜め、王道の展開で大正解。
バッテリーが切れそうとか、武器がない、といった限定されたシュチュエーションでのバトルが面白い。
やっぱり頭使って勝つのすごく面白いよね。

ORIGIN(4) (ヤングマガジンコミックス)

ORIGIN(4) (ヤングマガジンコミックス)

第29位 その「おこだわり」、俺にもくれよ!!

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最近、一気に知名度を上げた感がある清野とおる先生。
クセのある絵も慣れれば中毒性のある愉快な絵柄にしか見えなくなる不思議。
高水準で安定して面白いネタを持ってくるすごい人。

第30位 おはようサバイブ

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少年マガジンで連載された怪作にして迷作。2017年にこの作品があったことを忘れてはいけない作品。
絶滅しかけの日本でのサバイバル作品になるのかと思いきや!
未感染者の争奪戦と子種の奪い合いが錯綜し、なぜか高須先生にそっくりなキャラも登場してめちゃくちゃになり打ち切りへ。
マガジン特有の早い展開にしようとしたせいか、軸がブレにブレた怪作になってしまったが、作者がやけくそにさえならなければと思える作品。
ぜひ次作は丁寧に漫画を書ける環境で連載していただきたく。
作者は前原タケル先生です。覚えましたか?前原タケル先生ですよ!

www.shonenmagazine.com


という感じのBest30でございました。
何か昔は俺の面白いと思った漫画は絶対外さないぜとか思っていたけど、人の好みは色々あるなあとしみじみ思います。
ただやっぱり人の選んだベスト○○ってのは面白いよね、程度の参考にしてもらえたら嬉しいなあ。

おしまい。

おいおいおいおい、いつの間にか小川幸辰先生の新作「みくまりの谷深(やみ)」が出てるやん。ほぼ20年振りの新作やで。

久しぶりに本屋で声が出たわ。あの小川幸辰先生が新作を出している。しかも完全描き下ろしで!描き下ろしやで!いきなり書店に並べるとはエンターブレインさんもやりますなあ。
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何と言っても小川幸辰名義では1998年の「孤島館殺人事件」以来の出版になるので約20年振り。別名義の「おがわ 甘藍」ではたまに描いてたのは知ってるけどあっちはねえ、ねえ?
若い読者に説明すると小川先生は1996年頃に「エンブリヲ」という虫と美少女が戯れるトラウマになる人続出の超名作を描いたんだけど、その後はエロ漫画家になってしまった方なわけです。

で、新刊コーナーにコレが並んでいて同姓同名の作家さんかと疑いながら買ったんだけど、いざ読み出しても疑いが晴れない。あれ?小川先生の描く女子ってこんなだっけ???
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ちょい待って。主人公が出てきただけで頭がくらくらする。これはいつの時代の少女漫画なんだよ。背景とのギャップがありすぎやろ。そもそも縦ぶち抜きで主役が登場ってコマ割りが少女漫画感すげえ。あとこんなカットもあって電車で吹き出した。
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いや、わかる。美しい風景に感動した女子のシーンや。わかる。でも浮いてへん?神社とか風景とかの描き方と女子の描き方のギャップがすげえ。

あと例えばこんな自然の景色のシーンは画力が半端じゃないのがわかる。上手い。すごい。ただ、女子は少女漫画的に可愛く、そしてその他登場人物は諸星大二郎先生チックな脱力っぷり。力の入れ具合が露骨に差別しているのがすげえ。
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沼の画とか風景がすごくキレイ。なのに美少女が登場するとギャップで脳内処理が追いつかない。

ストーリーは住宅開発で住処を失いつつある謎の生き物との衝突、みたいな?
突っ込みどころは満載で、いやいやいやそれはないというシーンが山ほど出て来る。無理があるよその設定は、と何度も思った。でも不思議なものでそう思いながらもザクザク読み切ってしまう。たとえ美少女に違和感を感じてしまっても続きが気になる。さすがは小川先生。腐っても鯛!(超失礼)

この漫画は「エンブリヲ」の精神的な続編として描かれたってナタリーに書いてた。まあそう言われたらテーマは似てるような気がする。なので「エンブリヲ」でトラウマを持った人は必読だと思う。そして、民俗学とか妖怪とか禁忌の土地とかが好きな人にもおすすめできる。諸星大二郎星野之宣が好きな人も。でも万人受けは難しい。

ただ、読後の感想としては買って良かった面白かった、と思う。古臭い面と新鮮な面を併せ持つ非常に不思議な漫画だった。小川先生のリハビリ作のような気はするけど、これを機にどんどん新作を描いて頂きたい。もっとだ!もっとできるだろ小川!である。

最後にですが、単行本の4ページ目がこれなんですがね。読むのやめようかと思いましたよね。効果音!!変だよ効果音!
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そんな感じで非常に面白い漫画ですのでみんな買ってしまえばいいんだよ。ディスってるようになってしまったけど、ネタバレせずに書こうと思ったらこんな感じになってしまったよ。そして「エンブリヲ」を読んだことない子はこの機会にちゃんと読むんだよ。しかし小川先生が復活か。嬉しい驚きでございますね。

ちなみにAmazonの「おがわ 甘藍」の紹介文がひどい。

マンガ家美少女。現役小6の12歳。1993年、姉に、個人的に描きためていた作品を勝手に投稿され、まさかの上位入賞。その後、原宿を友人と歩いているところをスカウトされ、松文館より『破瓜』にてデビュー。以後、美少女Hマンガの若きエースとして、マニアたちの熱い視線に晒され続け、カラダの奥がジンジンしている。

みなさん。小川幸辰先生は漫画化歴20年以上の男性ですからね。覚えておきましょうね。

おしまい。

みくまりの谷深 2巻 (ハルタコミックス)

みくまりの谷深 2巻 (ハルタコミックス)

幽霊の彼氏が悪霊化するシーンが素晴らしい!「青野くんに触りたいから死にたい」の2巻は最高やで!

初恋の彼氏が突然死んじゃったメンヘラ女子高生が、幽霊の彼氏を友人に憑依させてキスしたり自分の身体を触らせようとしたりする青春恋愛漫画の甘い一面と、幽霊の彼氏が悪霊化するホラーパートの配分が素晴らしい「青野くんに触りたいから死にたい」の2巻が発売です。パチパチパチ。

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昨日は「ゴールデンゴールド」も発売されたし漫画好きにはたまらない週ですよね!ね!?

この漫画は本当に素晴らしくて、特に甘い青春とホラーの混ぜ具合が最高。なかでもお気に入りは、黒青野くん(悪霊化した青野くん)の部屋が汚部屋だったり出された料理がどこか汚らしかったり、机の下を誰かが覗き込んできたりしたあのシーンですね。鳥肌ものですよねー。

とにかくテンポよくとんとん話が進むので面白いんだけど、まだまだ終わってほしくない思いもたっぷりある。もっと読みたい。二十巻ぐらい読みたいよね、この世界観。

最新のアフタヌーンで続きから読めるので、教室を出た優里ちゃんがどうなったか知りたい人は読めばいいと思うよ。

しかし最近のアフタヌーンはなかなか充実してていいよね。なかでも植芝理一の『大蜘蛛ちゃんフラッシュ・バック』はヤバい。マザコンの極みの話でコメディとして描いてるけど、母への恋という生物としてのアウトゾーンに踏み込んでいるから読んでいて嫌悪感がすごい。ヤバい。個人的にはホラーとして楽しんでいる。

そんな感じで青野くんがどうなったのか気になるよね!というところです。

 

おしまい。

 

 

 

 

 

 

 

【ゴールデンゴールド 3巻】瀬戸内海の離島にアニメイトが欲しい。少女の願いを叶えるため福の神は立ち上がる!本日発売の3巻では衝撃の変身能力も!

今年一番発売が待ち遠しかった「ゴールデンゴールド」が本日発売だよ。最近はホリエモンがファンを公言してて、ホリエモンに推される漫画と認識されるのはなんかいやだなと思うファン心理。あと、なぜこんなにとっつきにくい表紙にしたんだよ!

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さてさて、二巻では衝撃の結末があったけどこの三巻ではさらなる衝撃が待ち受けいる。ツブツブが鳥肌が立つほど気持ち悪く、あぁなんて素晴らしい体験をさせてくれるんだ堀尾氏は!とマゾい気持ちで胸いっぱいです。ええ。

 

まだ3巻しか出ていないので未読の方には激しく推したいのと、連載をモーニング・ツーじゃなくせめてイブニングにしてくれや、という切なる思いをここに記しときます。

 

あと今頃になってようやく前作の「刻々」が映像化されるそうでおめでとうございますと思いながらも、アニメより映画で見たかったなあと。久しぶりに刻々も読み返すいいタイミングですね。持ってない人は買いましょう(くどい)

 

おしまい

 

 

 

刻刻(1) (モーニングコミックス)

刻刻(1) (モーニングコミックス)

 

 http://arehasouhigashinosorani.hatenablog.jp/entry/2014/11/06/171524

 

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