攻めの週刊ジャンプ。今週スタートのブラッククローバーはポストNARUTOの香り。つーかNARUTOじゃねーか。
そんなことより、ジャンプ+から「とんかつDJアゲ太郎」が本誌に登場!こっちのが大問題だろ。
青林工藝舎かクイックジャパンで掲載されていてもおかしくない新生代サブカル漫画が何を間違ったのか少年向けの健全誌に登場したんだけどな。クラブ文化なんか興味ないって?でも面白いから読めよ!
- 作者: 小山ゆうじろう,イーピャオ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2015/02/04
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (4件) を見る
まあ、蛇足はその程度にして今週始まった「ブラッククローバー」のお話です。
画が美味い、ストーリーも無難、王道ファンタジーと失敗する要素ゼロの漫画がこの「ブラッククローバー」。先週の岩代先生がジャブなら、こっちがジャンプ編集部の本命で右ストレートってところでしょうな。
問題があるとすれば、またしても「俺は魔法帝になる」って言っちゃったあたりかな。もうね、ココ数年で何回も聞いたぜこのセリフ。んーーと、海賊王に俺はなる!とか火影に俺はなる!とかね。あと落ちこぼれ主人公と優秀な幼なじみのライバル君も登場でプロットだけ見たらNARUTOだろ、って。
いや、いいんだよ、過去振り返ればギリシャ神話から物語の基礎構造は一緒なんだかから。でも同じプロットを使わなくても良かったのにな。この漫画が残念なところはどうしても二番煎じ、いや三番煎じ感を読者が持ってしまうこと。いーんだけどな。これから頑張ってオリジナリティを出してくれれば。でもなんだっけ「魔法帝」だっけが実は悪いやつだったとかしちゃダメよ。
とはいえこの連載スタートで週刊少年ジャンプはちょっと息を吹き返すんじゃないでしょうか。
勢い出てきたもんな。
もう一回ジャンプ買ったろかなーと悩んでるなら今買っときな。
おしまい。
- 作者: 田畠裕基
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2013/04/04
- メディア: コミック
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
- 作者: 田畠裕基
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2013/06/04
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (6件) を見る
- 作者: 田畠裕基
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2013/07/04
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (6件) を見る