超私的2015年春のオススメ料理漫画はこれだ!たぶん。
俺なんかミスター味っ子の再放送とか料理の鉄人を見て育った世代なもんだから料理漫画といえばバトル!みたいな感覚が抜け切らない。最近は多様な料理漫画が出てきて楽しいんだけどお前は許さないと思っちゃう漫画もあったりするよね。ちゃんと作ってる漫画もあれば食べるだけの漫画もあったり色々だけど面白ければいいんじゃねーの。
というわけで、面白い漫画順に並べてみたんだけど、どうすかね!極私的なランキングですいませんね!
第一位:きのう何食べた? よしながふみ
きのう何食べた? / よしながふみ - モーニング公式サイト - モアイ
みんな大好きですよねこの漫画。ゲイだけど。美味しそうな家庭料理が毎回出るうえにストーリーもしっかりしていて二度美味しい的な。料理漫画だけに。良いいよね、ゲイだけど。
第二位:スイーツ本部長・一ノ瀬櫂 佐々木 善章
スイーツ本部長 一ノ瀬櫂 / 佐々木善章 - モーニング公式サイト - モアイ
画は下手だけどね、でも甘いモノを心から愛するその情熱が今この漫画を面白くしているよね。ベタな展開もまたよし。
第三位:食戟のソーマ 原作:附田祐斗、作画:佐伯俊
【一巻の冒頭を試し読み】
http://plus.shonenjump.com/client_info/SHUEISHA/html/player/viewer.html?tw=1&lin=1&cid=SHSA_ST01C87072100101_57
これぞ王道のバトル料理漫画。勝負を決める審査員たちの脱ぎっぷりが男女問わず素晴らしい。出てくる料理の質は…まあ…少年誌なのが玉にキズ。
第四位:さぼリーマン 飴谷甘太朗 漫画 アビディ井上 原作 萩原天晴
さぼリーマン 飴谷甘太朗 / 漫画 アビディ井上 原作 萩原天晴 - モーニング公式サイト - モアイ
これも良いよね。モーニング誌上ではスイーツ部長との戦いに負けモーニング・ツーに移ってしまったが、この漫画、良い。甘いモノを食べたい一心で営業を頑張るという営業の鑑のお話ですね。坂本ですが?と雰囲気は似ているが、あんな駄作とは雲泥の差で良いよ。特にね、食べた時に異次元に飛ぶところとかね!
第五位:ダンジョン飯 九井諒子
世界初のファンタジー料理漫画。ダンジョンに出てくるモンスターを食べよう、という空想に空想を重ねた作品。何となくゲームで見たことあるモンスターが食べられちゃう。ただそれだけ。でも、良いんだよ。
第六位:山賊ダイアリー 岡本健太郎
山賊ダイアリー / 岡本健太郎 - イブニング公式サイト - モアイ
これは狩猟漫画だけど、獲った獲物は料理して食べてるんで料理漫画としても面白い。変な生き物食べてお腹こわさないように!この漫画はすごい好き。
第七位:高杉さん家のおべんとう 柳原望
高杉さん家のおべんとう - 無料コミック ComicWalker
この画は苦手だなーと思いながらも面白い。30男に12歳の美少女とか現実的にはないけど、ストーリー上でそういう疑惑の視線もちゃんと描いて素晴らしい。
第八位:そばもん 山本おさむ
小学館コミック -ビッグスリーネット-[ビッグコミック:そばもん]
ベテランの山本おさむ先生による、蕎麦版美味しんぼ。面白かったり、面白くなかったりするけど、蕎麦を食べたくなるから良い漫画だよ。
第九位:クッキングパパ うえやまとち
クッキングパパ / うえやまとち - モーニング公式サイト - モアイ
料理漫画界のこち亀ですね。料理の画はすごいうまい。子供が成長していくのが面白い・・のか。漫画としては面白いかどうかは別の話。まあ、クッキングパパよりは面白くなるよう頑張って頂きたい的なポジションです。
第十位:至福の暴対レシピ 西条真二
ヤングマガジン公式サイト|WEBヤンマガ
「鉄鍋のジャン!」みたいなキャラ立ちもなく、料理で暴力に対抗するといえど、思ったよりたいしたことなく。不完全燃焼のイメージがある今作。面白くないことはない、的なね。
第十一位:食の軍師 泉昌之
食の軍師 1 - 泉昌之 / 久住昌之 / 和泉晴紀 - 電子書籍ストア BookLive!
「孤独のグルメ」でお馴染みの久住昌之さんが漫画担当の和泉晴紀さんと「泉昌之」名義で発表した作品。一巻が一番面白く二巻以降は惰性。
第十二位:美味しんぼ 原作:雁屋哲、作画:花咲アキラ
やたらと左寄りになり福島の鼻血問題も記憶に新しいところ。作画の花咲氏がかわいそう。料理漫画としてはすでに死に体である。初期の20巻ぐらいはまだ面白いが、今となっては古臭いので若者は要注意。時代は過ぎていくからね。とはいえ新作が掲載されると(ネタとして)読めないこともない。
第十三位:ワカコ酒 新久千映
コミックゼノン|「ワカコ酒」
この漫画を読むと料理漫画って何が面白いんだっけ?と自問自答してしまう。雰囲気が好きじゃないとしか言いようがないが、なんだろなー、主人公と作者の境界線が曖昧だからかなー。それともマーケティングの結果産まれた匂いがぷんぷんするからかもしれない。まあ、以下の2作もおんなじなんだけどな。
第十四位:甘々と稲妻 雨隠ギド
甘々と稲妻 / 雨隠ギド - アフタヌーン公式サイト - モアイ
一巻の前半は確かに面白いが、それをピークに下がる一方。女子高生が主人公の高校教師に惚れるなぞ羨ましくてため息が鼻から出るぜ。そもそも高校教師が女子高生と2人で料理して下心がないとは言わせねえ。もっと男の欲望もしっかり描いてくれれば見方が変わるんだけどな。基本的にはよつばとを劣化させて料理漫画に味付けしやがったなこんちくしょうって感想で間違いないでしょ。
第十五位:くーねるまるた 高尾じんぐ
作品詳細『くーねるまるた』 | ビッグコミックスピリッツ公式サイト -スピネット-
俺も料理するから作る工程で味の想像ができるけど作る料理もちょっと美味しくなさげかもねー。あとねマーケティング臭がしすぎ。すごい臭い。なにこれ。ネットでよく褒められてるけど、全部業者じゃねーの?料理漫画の軸を少しだけずらして、美少女・外国人・貧乏料理をキーワードに描いてる雰囲気が・・・うん。お察し。個人的には一番きつかったかな。
おしまい。