たたたたたいへんだ!ゲイ界の巨匠・田亀源五郎先生が一般誌にやってきたぞーー!

知っている人は知っている、18禁ゲイ漫画の第一人者である田亀源五郎先生が月刊アクションで初の一般誌デビュー!「弟の夫」の1巻が絶賛発売中であります!
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立ち読み|弟の夫 1 | ISBN:978-4-575-84625-6

田亀先生と言えばガチムチですが、残念ながらゲイではない私はいままで画像を見たことがあるぐらいで漫画は全くの未読。そこに一般誌に登場ということで気がつけば買ってしまいましたよねー。私もついに田亀デビューですわ。

さてさてその中身ですが、所々に散見する男の視線、というんですかね、今までにないユニークな男の性的な視点での裸体がたくさん登場するわけです。
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かといってセックス描写は皆無だし、お話自体はいたってまとも。カナダで結婚した弟の未亡人がやってきた、というストーリーで、ただ弟がゲイなので結婚相手も男性というお話。そして主人公の兄は娘と二人暮らしなんだけど、ゲイのカナダ人にどう接して良いのかわからないわけであります。

で、真面目な話じゃんと思っていると不意に来る男の裸。しかもガチムチで。
おいおい、これはお兄さんもゲイに目覚めちゃうって展開なんじゃないのーとか考えちゃうわけです。
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そんな兄の仕事は親の遺産であるアパートの管理人。家賃収入で生活している自由人。そのくせに身体は引き締まりむっきむきであります。
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で、こんなシーンもあったりするんだけど、気になる方は買いましょう。ぜひぜひ。

根本的には非常に真面目に、一般人のゲイへの偏見に対して答えを教えてくれる勉強になる漫画。子どもの悪意なき鋭い質問や、お兄さんの心の声はまさに自分が思うことでもあって、いやはや、狭い視野ではイカンですよと思う次第です。

最近では志村貴子先生もゲイと家族がテーマの漫画を描いていますねー。www.s-manga.net
志村先生の場合は女装男とか百合とか性的マイノリティを描くと筆が生き生きする不思議な作家さんですよね。この「娘の家出」は読んでないのでなんとも言えませんがねー。たぶん面白いんでしょう。こっちも読んでみたいなーと。

おしまい。

背筋をピン!とにロシア人のターニャちゃん登場で可愛いです。定点観測のレディ・ジャスティスとブラクロも。ブラクロは人気ある・・んですよね??

女の子が可愛いってのは正義だ。

というわけで今週の「背筋をピン!と」には新キャラのロシア人ターニャ・クリロフちゃんが登場です。単純に可愛いよねー。ストーリー的には進んでいるような停滞しているような。
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そろそろ主人公を応援したくなるようなエピソードも欲しいところ。初めての大会で大失敗とか見たいなー。

そして脱げばいいんだろ、ストーリーなんておまけだよ、がポリシーのレディ・ジャスティス。今週は脱ぐのを我慢してコスプレパンチラに抑えてありますね。
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しかし早く画力を上げないと打切りになっちゃうぞと心配になる下手くそさ。ただ単行本は売れるかもしれないので3ヶ月程度は様子見な雰囲気ありますわー。

あとヒロアカからは新師匠が登場。まだ単行本4冊しか出ていないのに抜群の安定感。そしてまた画力が上がったよね。トーンを使った陰影がもの凄く上手くなったよ!
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やっぱり敵が強くて悪いから盛り上がるよねー。ワールドトリガーは敵の邪悪さが薄いけどヒロアカは本気で悪が出てきているから、うん、いいよ。

そして毎週のお楽しみブラクロさんからはノエルちゃんの胸ちらシーン。この娘の名前をやっと覚えれそうです。「ノエルーーー」と叫ぶだけのコマはどうかと思いますがね。
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ほんで敵にやられそうになったら目の前に意味深な剣が登場。ご都合主義もここまでくれば乗っかるしかねえってことで文句は言いませんとも。ただ、よりデカイ剣になるとガッツ度がアップしちゃうよね。
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よく見ると主人公の左腕のムキムキ度が先週よりアップしてますわ。ちょっとムキムキしてますわこれ。

さてさて、今週のジャンプはワンピースがギネス記録達成ということでお祝いムードでございます。ルフィ対ドフラミンゴ戦が最終決着?なのかどうかというところですが、イマイチ盛り上がりに欠けながらのゴールになりそうな予感。でもなんだかんだで面白いんだけどねワンピース。これを超えるのはヒロアカしかないでしょーと思う今週号でした。

おしまい。

松井優征先生が顔出ししている今週ジャンプ。読切の「天狗警察」はポスト松井か。そしてブラクロさんはもっと筋肉を鍛えるように!

ジャンプで一番出たがりの漫画家である松井優征先生が今週のジャンプに登場しております。映画化にアニメ化と今年は稼ぐ気満々の先生はなんでもやってくれるんじゃないでしょうか。今回はまあまあイケメンに写っております。
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前回登場時は変な笑い顔の写真を使われてたけど、今回はイケメンと言って良いはずです。arehasouhigashinosorani.hatenablog.jp

さてさて、そんな松井先生の影響をどっぷり受けた作品が今週の読切で登場しました「天狗警察/森井崇正」です。
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すべてが初期松井仕様でアシさんじゃねーのってぐらい似ていますね。ストーリーははぐれ刑事が地方に飛ばされたら良い天狗と悪い天狗がいたよってお話。戦うのは良い天狗さんなのではぐれ刑事はお前いらんじゃねーかというポジション。
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この天狗の鼻を強調するあたりに若さを感じる。すごく微笑ましい。
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狂気の描き方は松井優征そのもの。でも「俺は狂った作品を描けるぜ」という若きパッションがちょっとだけ押し付けがましかったりする。

はい、ここでジャンプの脱ぎ担当のレディジャスティスより1枚。なぜか掲載順が落ちないのでやはり裸は強いんやで。青少年の心を鷲掴みなんやで。
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でこいつも掲載順が落ちない「背筋をピン!と」ですね。
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ちょっとだけセクシーなコマもありました。
が主人公たちの可愛さに勝るものはないですな。ええ。
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特にすげー面白い訳ではないんだけど、応援したくなるから主人公のキャラが立ってるんだろうなー。良い漫画だし今週は4位とかだし順調ですね。

んで最後にブラクロさん。今週はですねもの凄くブラクロさんを象徴する1コマがありましてですね。これなんですがね。
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「何だその身体は……!!一体どれだけの鍛錬を…!!」と解説されなければ、果たして何人がこの主人公の身体を凄い肉体だと思えるってんだよ。ちょっと鍛えてるなとは思うけど「どれほどの鍛錬を」とは思えない。その原因はガッツとか蒙武を私達は知ってしまったからに違いない。
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この蒙武のムキムキ感。まさにどれだけの鍛錬を!だよ。蒙武に比べりゃ針金だよ。もっと鍛えて出なおしてこいって話ですよ、と思ってたら勝っちゃったけどね。さすがブラクロさんやで。今週は以上です。

おしまい。

第67回ちばてつや賞一般部門の大賞を52歳の新人がゲットンとん!!ミヤマサンゴ氏の「黄金鳥」は今週のモーニングに掲載!

52歳にして2015年前期・第67回ちばてつや賞一般部門の大賞を受賞という怪物・ミヤマサンゴ氏の「黄金鳥」が今週のモーニングに登場!性別は不明ながらも52歳といえば人生の後半戦に差し掛かり、普通なら漫画を描こうという発想すら出ない年齢なわけで、スゴい新人が出てきましたな。こういう人材がいるなら漫画大国・日本の地位は当分揺るがないわ。そしてミヤマ氏のプロフィール詳細はそのうちナタリーあたりが取材してくれるのを期待しておきましょう。
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モーニング誌面では編集長が「自分が何に飢えていたのか気づいた。今の漫画に圧倒的に足りないものがここにある!」「もし大賞を獲らなくても掲載する」と激プッシュしている本作。83Pの大作なため掲載は3週に跨いで連載される模様。どちらかというとボリュームといい内容といいアフタヌーン案件な気はするけど、ミヤマ氏はきっとモーニングが好きなんでしょうね!
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画は「蒼天航路」の王欣太の初期に近い印象。ストーリーは諸星大二郎からムーを引いたようなテイスト。まさにモーニング好みの一作で見事大賞ゲットおめでとうございます!でも画が上手いのでデザイナーとか本職系の方の匂いがしておりますね。
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1話目を読んだ印象はベテラン作家が描く原住民英雄譚。新人とは思えない熟れた展開なもののストーリーとしての引きは弱い。まあこれは1話分を無理に3分割してるからしょうがないんでしょうけども。話は若者が性に目覚めて女に振り向いてもらいたいがために英雄を目指す、みたいな。早い段階から死体・女性の裸・放尿、性の目覚め、精通、投石など映画のアポカリプトを期待しちゃうけど紙面上ではCOOLにさらっと描かれる。このあたりは年の功なのかありのままの人間の姿を描くという意志なのか。

話題性は十分だし2話目・3話目を読まないとなんとも言えないけど、若者にはない達観した視点から描かれるストーリーは一読の価値ありありです。こう新人なのに熟した柿のような味わいというのか、雰囲気だけなら星野之宣に近いのかも。あ、そうだよ!星野先生の影響も絶対あるわー。

morning.moae.jp
※『黄金鳥』は6/25(木)Web公開予定

おしまい。

買ったジャンプの表紙が破れていたためテンション低目でお送りする今週のジャンプ感想文。ミッドナイトさんのおっぱいに挟まれて眠りたい。

コンビニでジャンプ買ったら表紙破れてるがな。電車で読もうと思ったら少しずつ裂け目が広がって読みにくいこと!この怒りを誰にぶつけてやろうかしら!!!立ち読み班の皆さま、読後は丁寧にスタンドに戻しましょうね。今週はテンション低めでお送りします。
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いまは掲載陣のなかで特に大盛り上がりな作品がないから、真っ先に読もうと思う作品がないのね。で、だらだら読んでたら磯部磯兵衛物語が一番おもしろかった気がするよ。家庭訪問に訪れた先生 VS 母による異能バトル!最近の磯兵衛は脂がのってるなーと関心しております。
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「背筋をピン!と」からわたりちゃんの汗だくシーンを。いやー、健全だなあ。
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www.shonenjump.com

そして「ヒロアカ」からはミッドナイトさんのアップを。これ乳首は描いてないけどおっぱい丸出しの設定で良いんですかね?こういうキャラを出してくるあたり、堀越先生はわかってる感あるよね。
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そんな感じで今週のジャンプはあまり面白くないかな、と。
トリコはスケールがデカすぎて焦点がボケてるでしょ、ワンピースはルフィの復活カウントダウン中でしょ、ソーマは学園祭の準備中でしょ、ブラクロは毎週プチ盛り上がりさせるから飽きてきたでしょ、うーん、ねえ。
カガミガミは下から3番目で打切り圏内に入ってきたけど岩代先生はここからの粘りが驚異的なので今からが本番になるかもしれん。そしてUSBは絶対に打切りになるわな。あとレディ・ジャスティスも残念ながら一気に脱衣が減ったので打切り候補まっしぐらかと。

週刊連載はストーリーの波があるからしょうがないんだけど、今週は凪の週と言っていいと思いますん。そして週刊漫画でいま一番おもしろいのはヤンマガだと私は思いますん。arehasouhigashinosorani.hatenablog.jp

やっぱり一本ぐらいはテンション高い作品が欲しいよなーーーー!

おしまい。

もしかしたら今一番熱いのはヤンマガかもしれない件。

さて、みなさん、こんにちわ。毎週定期的に発刊されているのが週刊誌。そしてその雑誌にも全体を通してのトーンがありテンションの波があると思うわけです。で、掲題の件ですが、ここ数週間にわたり週刊ヤングマガジンが異様なテンションになっているんですがどうですかね、勘違いじゃないと思うわけですがね!

その筆頭なのがこの漫画、「僕たちがやりました/原作:金城宗幸 (神様の言うとおり)、漫画:荒木光 (塾生★碇石くん)」。「塾生★碇石くん」ではオフビートなヤンキー漫画を描いていた荒木先生が、原作に「神様の言うとおり」の金城氏を迎えて大爆発しております。いや、文字通り先週あたりに大爆発です。掲載開始時から話の方向性が全く読めなかった本作ですが、ついにやってしまいました。いやはや不健全でよいですよね。イジメっ子を爆殺したわけで盛り上がらない方がどうかしてるぜって思うわけですが、主人公たちは顔面蒼白で今後の展開に期待するしかないわけであります。
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そしてお次は「ザ・ファブル/南勝久」。大阪の環状族を舞台にした「ナニワトモアレ」を描いていた南先生が、天才殺し屋が一般人として生活するというお話を描いております。クセのある劇画タッチな画風に軽い笑いと暴力の匂いをムンムンさせている、これがもう面白くてたまりませんね。正直なところ「ナニワトモアレ」は自伝的でヤンキー自慢のような痛い面もあったわけですが、こちらの新作は言葉のセンス・コマ割りの上手さなど脂の乗りきった漫画家として超熱いわけですな。
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まだまだあるよ!次はみんな大好き「監獄学園〈プリズンスクール〉/平本アキラ」!平本先生と言えば「アゴなしゲンさん」や「俺と悪魔のブルーズ」と幅広い作品を描いているわけですが、この「監獄学園」はエロに特化して最高に楽しい漫画なわけです。冷静に考えると大してエロいことしてないような気がするけど、画が上手いものだからとことんエロくフェチズム溢れる作品になっております。そして最近ではキヨシがついに花さんのおしっこを69の体勢で頭からかぶったんです。ええ、そりゃもう熱い展開なわけです。
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監獄学園〈プリズンスクール〉 « ヤングマガジン公式サイト|WEBヤンマガ

ほんで次はヤングキングからやってきた王道ヤンキー漫画家柳内先生による「セブン★スター/柳内大樹」。ヤンキーというには18歳以上でそのあたりは時代の流れを読んだ設定になってんだけど、王道の曲がったことは大嫌いなヤンキー道を突っ走っております。ここ最近では猫を被っていた元ヤンキーがブチ切れまわして復讐に走ろうとしているので盛り上がってきておりますよ!
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続きましては「戦禍のカノジョ/冨澤浩気」ですね。京都に修学旅行に来たらミサイル攻撃があって街が壊滅しちゃったよって話です。友達や街行く人がガンガン死んでいく描写にはグッとくるものがありましたね。甘そうな画にも関わらず根底には誰を殺してやろうかという作者の悪意も感じられる素敵な作品です。今週はまた大阪あたりに爆撃があったようでテンション高めの展開で進んでおります!
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この冨澤先生はちばてつや賞を「チョッケツ」で受賞しての今作デビュー作っぽいですね。苦労人の匂いがするし技術もあるし良い作家さんだなー。akm.md-dc.jp

こいつは月1連載の超問題児である「スモーキング/岩城宏士」。月1ながらも久々の本格アウトロー漫画で血がたぎるってやつですわ。前作の『D・B・S ダーティー・ビジネス・シークレット』が異常な面白さだったこともあって今作には期待しかないわけです。
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そしてお次は読むとなぜかコッペリオン井上智徳)を思い出すけど別人の作家さんらしい「放課後ミンコフスキー/原作:青柳碧人、漫画:帯屋ミドリ」。ヤンマガは原作と漫画家さんの相性が良いのかどれも面白い。この漫画は手にポンジュースがかかるとタイムスリップしちゃう女子が過去に戻るため原因を探すっていう変なストーリーで今のヤンマガではほんわか担当でこれまた面白いわけです。
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そして極道が親分に命令されてタイで性転換してアイドルを目指す「Back Street Girls/ジャスミン・ギュ」。ギャグ漫画なんで説明なんて野暮だわ。極道・性転換・アイドルってキーワードだけで面白そうだものね。
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ふーー、とりあえず画像付きでここまで。他に「みんな!エスパーだよ!/若杉公徳」も「でぶせん/原作:安童子夕馬、漫画:朝基まさし」も「彼岸島 48日後…/松本光司」も「砂の栄冠/三田紀房」も載ってるし、「カイジ/福本伸行」はようやく底を打ってちょっとずつ面白くなりそうだし、賞味期限切れ漫画の「GTOパラダイス・ロスト/藤沢とおる」も最近は少し面白くなった気がする。気のせいかも知れんけど。
そんな感じで熱い展開の漫画が揃っているよ、ヤングマガジンには。という話でした。

そして最後に今週から始まった問題作の画像を載せておきましょう。「頭文字D」のしげの秀一先生による新作「セーラーエース」です。もう作品名が90年代よ。しげの先生の前作「高嶺の花」もすっっごく辛い作品でしたが、今回もなかなか臭いますよね。セーラーエース。覚えましたか。セーラーエースですよ。はあ。
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なぜこの画風で可愛い女子を描けると思ったのか、先生が行くべき道は他にあると思うんですがね。

そんなこんなでヤンマガはエロ要素が減り、ヤンキー度とバイオレンス度の大幅アップによりイケイケ状態に突入しております。まあしげの先生には好きに描いていただくとして、若手・ベテラン共にテンションが高いので面白いですよなう、と言いたかったのでした。

おしまい。

『もやしもん』『純潔のマリア』に続く石川雅之先生の新作は『惑わない星』!モーニング・ツーで掲載スタートしたよね。

アシスタントを使わない(という噂の)石川先生は必然的に遅筆な訳ですが、リニューアルした月刊誌「モーニング・ツー」の看板として還ってまいりました。わーわーおめでとー。
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たぶん今月末にはWEBでも読めるようになると思われる公式サイト。morning.moae.jp

主人公のS沢3国さん。普通のおっさんであります。お仕事は他の惑星へのお手紙送信業務だそうですが出社1分程度で完了の模様。
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そして地球上はこんな様子。荒れ果てて人が住めないというデストピア系でスタート。
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んでS沢さんのところに外から生身の女性がやってきた、という流れ。いつもの石川先生の描く女子でございますよ!
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そーして最後にまたまた謎の女性が登場で1話目おしまい。ここまでで男性はS沢さん一人に対して、女性が3名のハーレムっぷり。ええのう。そしてフォボスとダイモスと呼ばれるオリゼー達にそっくりなやつらも登場だ。
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大丈夫か、石川先生!1話目では何の話かさっぱり解らないぞ!そして面白いかどうかの判断もできないじゃないか。ぶっちゃけこれが石川先生じゃなかったら続きは別に気にならないってのが正直な感想。でもここからがある、と信じたいのがファン心理というもの。しかしSFものは描くのが大変そうですよ、先生。休載してもいいから身体には気をつけて下さい、本当に。

おしまい。

もやしもん(1) (イブニングKC)

もやしもん(1) (イブニングKC)

純潔のマリア 1 (アフタヌーンKC)

純潔のマリア 1 (アフタヌーンKC)

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