誰だよ、硫黄ちゃんにアップルシードなんて描かせたのは!!
しかも値段が777円と微妙に高いやんけ!
まあ少し前に発売されてたのは知ってたけど、黒田硫黄先生は大好きなんだけどあまりにも異質すぎてスルーしていた怪作がこちら。確かに硫黄ちゃんのSFセンスは相当なもんだよ。でもさアップルシードとは方向性が違うと思うんだよ。そこは士郎正宗先生にお願いしてだね、きちんと続編として描いてもらうのが筋だと思うんだ。えっ?士郎先生はエロ漫画しか描きたくないですって!?ふぁ!!
で、硫黄ちゃんが描くとどーなるかっつーと、黒田硫黄漫画になるわけですよ。
やっぱりさ、士郎正宗と言えばSFもそうなんだけど女の子の可愛さとかセクシーさとかも大切な要素なわけやんか。もうね、それはゼロ。ゼロっていうか登場人物が全員田舎のおばあちゃんレベルで色気なし。んでね、セリフも画もすべてが泥臭い。でもまあ硫黄ちゃんが描いてる時点でその辺は諦めがつくってもんで読んだんだけどアップルシードってこんな話だっけってすげー混乱する。これはもうね映画を観なきゃならんよ。おそらくこの漫画はアップルシードの皮をかぶった「茄子」の新作だと思うんだよ。
あと敵のキャラデザが酷いよ硫黄ちゃん。
でも久しぶりの硫黄節を堪能できたのでファンには堪らない一冊でございました。ファンにはね。硫黄処女の方は「茄子」あたりから読んでみると入りやすいかと思いますねん。
おしまい。
- 作者: 黒田硫黄
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/01/16
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (6件) を見る
- 作者: 黒田硫黄
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/11/12
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
- 作者: 黒田硫黄
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1995/04
- メディア: コミック
- 購入: 1人 クリック: 15回
- この商品を含むブログ (58件) を見る